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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
第一章 『学園』 ‐欠片‐
第13話 『IS学園』
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て――まるで冷たいナイフみたいに鋭くて。今にもオルコットさんの喉を切り裂くのではないかと思うほどに冷たかった。
「さっきから聞いてれば、結構好き勝手に言ってくれるね?だけど、それは私いいんだ――でもね、オルコットさんは言っちゃいけない事を言っちゃったんだよ」
「い、言ってはいけない事――?」
まるで天使みたいに、それでもとても冷たい笑顔を――オルコットさんに歩み寄ると、アリアは彼女に向けた
「『何も変えることはできない』そう、言ったよね――私はね、ユウの事を何も知らないくせに、『何も変えられない』と言った貴女を許せない――それだけは絶対に、私が許さない――織斑先生」
「……なんだ、ローレンス」
「先程、自推他薦は問わないと申されましたよね?」
「ああ、確かに言ったが――」
「だったら私が自推します。私が、『入試次席』のオルコットさんに勝負を挑みます――ねぇオルコットさん、提案があるんだ」
先程から変わらず、ニコニコと笑顔をオルコットさんに向けながら、アリアは言った
「な、何ですの…?」
「もしオルコットさんが勝ったら、オルコットさんを認めてあげる。実力も何もかも、認めてあげる――そして奴隷でも小間使いでも、何でもそっちがしたいようにしてくれていいよ?けどね――もし、私が勝ったら」
アリアは、オルコットさんに更に近づくと、彼女の金色の髪に指を入れて梳かしながら――変わらぬままの笑顔で言った
「謝ってね? ユウと、織斑君に――『自分が間違ってました』ってね。 そんな提案を私はしたいの。勿論、『受けてくれるよね』オルコットさん?」
「う、受けて立ちますわッ!私を誰だと思って――私は、『セシリア・オルコット』ですのよっ!」
「うん、それじゃあ――楽しみにしてるね? 織斑先生、勝手に話を進めましたけど……『私とオルコットさん、そしてユウに織斑君』この4人で勝負をして、最終的な結果で判断した上でクラス代表を決める――それで、どうでしょうか?」
織斑先生は、ふむ と一言言った後に少し考えてから
「いいだろう、ではローレンスの言ったように4人で試合を行い、その最終的な結果でクラス代表者を決定する事とする。試合は1週間後の月曜日、場所は第三アリーナだ。各自、悔いの残らないように準備をしておく事、いいな?では、中断したままだったが授業を始める」
そう言った時の織斑先生は、どことなく楽しそうだった。
まさかアリアがキレるとは思っていなかった、だが――自分と一夏の為にああして怒ってくれたアリアに対して、心の中で俺は『ありがとう』と言った。
とにかく、入学早々大変な事になってきた――本当に、初日から疲れるし大変な事になってくるし、やれやれだ
そう心の中で思っていても、きっ
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