追想〜金色の炎、白銀の灰塵〜
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れ、黄金色の爆発となり内側から魔騎士を焼き尽くした。
黒い鎧の破片と金色の炎が放射状に広がるその光景は、どこか咲き誇る花に似ていた。
「今だ!」
既にシノンと月駆は包囲陣から抜け出そうとしている。それを追い、僕も全速力で翅を振るわせる。月駆の背にある鞍から身を乗り出し、全力で手を伸ばすシノンへ、僕も全力で手を伸ばす。
がしっ・・・・・・・。僕の手が、予想よりずっと柔らかいシノンの手をしっかりと握り締めた。
「よし、逃げるよ!」
急いで鞍に跨がると、僕は月駆の手綱を打った。
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