第四章 空白期編
第百十一話 『戦技披露会』
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Side 高町なのは
中学生を卒業した私達は本格的に管理局の仕事に勤めるようになった。
それで住んでいるところも、今はまだ寮生活だけどまぁなんとかやれています。
でもシホちゃんはどんな裏技を使ったのかわからないけどもうマイホームを手に入れてしまいました。
ツルギ君を鍛えるためにはやてちゃん達家族の家の近くに住まいを決めたらしい。
シホちゃんが言うには家を購入できたのもひとえにネロさんのおかげだというんだよね。
保有スキル:黄金律が効果を発揮してかなりのお金を荒稼ぎしたという話。
でもその分芸術にかける情熱を解放しているので出費も激しいという感じ。
やっぱりネロさん、うちでは我慢していたんだね…。
それでかねてからの予定だったランちゃんとレン君を家族に迎え入れたという。
そしてついでにいえばすずかちゃんも隣に家を構えていたりする。やっぱりさすがだね。
閑話休題
そんな、ミッドチルダへのお引っ越しのゴタゴタもすべて済んで落ち着いてきたある日、管理局の集会みたいな?
本局に普段こない人や高官の人達が集められる。
本日は“戦技披露会”なのである。
戦技披露会とは普段戦っても模擬戦がせいぜいであるが、それを大勢の人に見てもらい色々と参考にして意見などももらいたいという意味合いもこめられている。
後、能力向上もあったりする。
今回色々な人の戦いが見れるので私としても楽しみである。
でも当然私も戦う相手は決まっていてシグナムさんだったりする。
どこまでてきるかわからないけど頑張ってみようと思う。
それに肉体とリンカーコアに相当の負担を強いるエクセリオンモード…。
その代わりとして調整されて誕生したエクシードモード。
これがあればなんとかなる。
それにちょっとした裏技もあるしね。
これを聞いたシホちゃんからは、やっぱり無茶してるじゃない…?という辛口のコメントをもらっちゃったけどね。
「なのはー!」
「フェイトちゃん!」
前からフェイトちゃんが走ってきた。
「なのは。なのはの大戦相手はシグナムだって話だけど…無茶しないでね?」
「うん。できるだけ無理はしないように頑張ってみるね、フェイトちゃん」
そこにシホちゃん達も歩いてきて、
「なのは。具合はどう?」
「うん。コンディションはばっちしだよ」
「そうかぁ。でも相手はうちのシグナムやからなのはちゃん、無茶しそうやね?」
「うんうん。そうだね、はやて」
はやてちゃんとアリシアちゃんがそう話している。
うぅー…やっぱり私、信頼されていないのかな…?
表情で読み取られてしまったようでアリサちゃんが、
「なのはは無茶が定番だからね。誰かがストッパーにならなきゃどこまでも際限なく無茶しちゃうものね」
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