不思議な身体
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スラ吉に説教した後、スラ子はお気に入りの水場に向かった。
そこは、滝の近くにある湧き水。
他の水より綺麗で、のどごし爽やかだ。
「キュー♪」
早速飲むスラ子。
実はこの湧き水、職人が使う素材の1つ。
きよめの水と呼ばれている。
スラ子が知る筈も無く、ただ美味しい水と認識していた。
たくさん飲んで、お待ちかねの薬草タイム。
薬草があるだけで、スラ子は幸せだ。
しかも、まだ3個ある。
そこ!
安上がりな幸せと言わない!
幸せなんて、人それぞれ。
「キュプ。」
お腹いっぱいで満足。
大の字に寝っ転がった。
このまま昼寝しようとして、スラ子はふと思い出す。
スラ吉の攻撃は痛かった。
凄く痛かった。
2回も気絶した。
でも目が覚めると、痛みは消えていた。
不思議である。
「キュー。」
考えるスラ子だが・・・。
まぁいっかーで終了。
いやいや、ちょっとまて。
自分の身体の事だぞ。
もう少し考えろよ!
「キュー・・・。」
スラ子は眠ってしまった。
だから気がつかなかった。
少しの間だけ、身体が青く光っていた事に。
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