魔法先生ネギま!
0251話
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知らずの俺が黙って寮に入ってもいいものだろうか。
「もちろんいますけど、基本的に大らかな学校ですから放任主義なのですわ。さ、おいでになって下さいな」
そのまま寮の階段を昇り、あやか達の部屋へと入る。その部屋の内部の様子を見てまず一言。
「広いな」
そう、その寮の部屋は寮というにはちょっと広すぎる部屋だった。この部屋を2人……いや、3人だったか? で使っているのか。
「ええ。入寮時にちょっと改装しましたの」
「改装」
「そうですわ。3人の部屋であの部屋の大きさというのはちょっと我慢出来ませんでしたので。もちろん学園側から許可を貰って、ですけどね」
なるほど。この広さがあれば俺を引き取るというのもまぁ、納得……出来るのか?
「と言うか、もう1人同室の生徒がいるという話だが?」
「ええ、村上夏美さんと仰る方がいますが、今日は部活の合宿で外泊となっています。明日には帰ってきますので、顔合わせは明日ですわね」
「そうか。……なら、悪いけど俺はそろそろ眠らせて貰いたいんだが……そこのソファを借りてもいいか?」
身体が子供になったせいか、あるいは転移の影響か。スキルを1度に3つも吸収した事も関係しているのだろうが、とにかく眠くて仕方がない。
「あらあら、でしたら是非私のベッドでお休みに……あら?」
あやかのそんな声を聞きつつ、俺はソファに座ったまま意識を闇へと沈めていった。
「あやか、アクセル君も疲れているのよ。今日あった事を考えると……ね」
「そうですわね。千鶴さん、毛布か何かを持ってきて貰えます?」
そんな声を聞くとはなしに聞きつつも。
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