魔法先生ネギま!
0250話
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人間には見えない老人の姿だった。
「ふぉふぉふぉ、ようこそ麻帆良学園へ。儂はこの麻帆良学園の学園長をしている近衛近右衛門という者じゃ。……いや、お主にはこう言った方が分かりやすいかな? 関東魔法協会の理事、と」
左目を閉じたまま、右目だけ開けてこちらを見てくる近右衛門。その迫力はオーブの獅子と呼ばれたウズミに勝るとも劣らぬものがある。
「そうか。先に名乗って貰ったんだし、俺も名乗らないとな。俺はアクセル。アクセル・アルマ−という。次元転移装置の暴走でこの世界へと飛ばされてきた」
「次元転移装置、じゃと?」
眉を顰める近右衛門。他の面々もまた信じられないように、あるいは呆然と俺の話を聞いている。
「ああ。その衝撃で気を失っている所をそこにいる那波千鶴、雪広あやかの2人に助けられた。そしてそれから少しして魔法使いらしき男2人に襲われるものの、何とか撃退。その時の疲労やら何やらで休んでいる所にエヴァンジェリンが現れ、再び戦いに。その勝負がつきかけた時に高畑が乱入。その後、学園長に面通ししておいた方がいいとなり、今ここにいる訳だ」
取りあえず魔法使いの男2人を殺した件については伏せておく。幸いスライムによる吸収だったので痕跡は何1つ残っていないし、その場にいた2人にしても目を瞑っていたから知られる心配はないだろう。
「ふぉ? エヴァとの勝負がつきかけた、じゃと? そこまで戦いが熾烈化していたというのに、よくエヴァがタカミチ君の説得を聞いたものじゃの」
「おい、勘違いするなよじじぃ。勝負がつきかけたというのは私が奴を追い詰めたのではなく、奴が私を追い詰めた結果だぞ」
「……本当かね?」
エヴァの言葉を聞き、近右衛門が両目を開いてこちらへと視線を向ける。
「ま、そうなるな。何が理由かは知らないが、能力が制限されている吸血鬼だ。それに俺の情報も無かった訳だし不覚を取ったという所だろうな」
俺の台詞に、近右衛門が高畑へと視線を向ける。
「はい、事実です。僕が割って入らなければ恐らくエヴァが負けていたでしょう。……学園に侵入した魔法使いを追っていて幸いだった、というべきでしょうね」
なるほど。随分と都合良くあの場に現れたものだと思っていたが、俺が吸収した魔法使いを追っていたのか。
「……一応言っておくが、能力の大半を封じ込められた現状でもエヴァはこの麻帆良でもトップクラスの実力を持っておるんじゃがな。そのエヴァを追い詰めるとは、の」
改めてこちらへと視線を向ける近右衛門だったが、俺はそれに軽く肩を竦める事で答える。
「確かにここでは実力者だったかもしれないが、俺を魔法使いと誤解したままで戦ったからな」
「ふぉ? それではお主は魔法使いではないと?」
「ああ。言った
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