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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第23話 機動六課、地球へ………
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置いた後、近くの商店街に買い物に出ていた。ヴィータが道案内兼、地球の色んな紹介をしていた。

「零治はいつも星達と仲が良いお節介焼きってイメージが強かったけど、今は違うな………何というか落ち着いている………」
「私も分かります。トーレさんを相手しているみたい………」
「桐谷さんの言う通り凄い実力の持ち主みたいですね………」

ヴィータが、ティアナが、ギンガが冷静に零治の様子を伺っている中、スバルだけは違った。

「どれくらい強いんだろうな………」

スバルはただ単に好奇心旺盛だった………










「へえ〜零治君の………バリアジャケットだっけ?カッコイイね」
「確かに………」
「でしょ〜!!僕もそう思うんだ!!」

すずかとアリサにそう褒められてライは自慢気にそう答えた。

「ライ、あなた今まで何処にいたのですか?」
「えっ?いやぁちょっと………」
「私達は何をする予定でしたっけ?」
「夕飯のお手伝いです………」
「全く、あなたはいつもそんなですから子供っぽいって言われるんですよ………」
「ううっ………」
「星、説教は後にしておけ、そろそろ始まるぞ」

夜美の言葉に星は不機嫌そうに零治の方に視線を向け、ライはホッとするのだった………






「レイ、頑張れー!!」
「でもレイ兄エリオ君の実力を試すみたいだね」
「あれ?リンスは2人の訓練を見たことあるんだっけ?」
「ううん。だけど私や優理と戦う時と同じだなって」
「そういえば………てっきりエリオが本気で戦う雰囲気があるから真剣にやると思ったのに………つまんない」
「優理………」

そんな優理の発言に苦笑いするリンス。
いつも2人でいる優理とリンス。優理の行動にリンスが苦笑いしながら付き合うのがお決まりのパターンとなっている。

「ちゃんとエリオ君の事応援しよ優理」
「私はレイ一番なの」
「もう………」













「行きます!!」

ストラーダを向けて零治に向かって突っ込むエリオ。
対して零治は左手で鞘を持ち、右手で鍔に手を添えたまま動かない。

「はあああ!!」

零治に当たる直前で、一回転し、ストラーダで薙ぎ払う様に斬りかかるエリオ。
回転したことによって更に勢いの増した攻撃が零治を襲う。

「………」

しかし零治は無言で左手で持っていた鞘で、エリオの一撃を受け止めた。

「攻撃に磨きがかかっているし、更に速くなったな………」
「くっ………!!」

雷を込め零治に向けて流そうとするが零治の方からいきなり力が抜けてエリオは体勢を崩してしまった。
そして崩れたところを零治は見逃さず、鞘でエリオを叩きつけた。

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