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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第23話 機動六課、地球へ………
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力に負け素直に謝る。

「フェイトごめんね、ちょっとレイと話があるから失礼するね」
「ちょっ!?ライさん!?耳引っ張らないで!!逃げないから!!」

そんな俺の訴えは何とか通ったもののライの迫力に従わざる終えなかった………









さて、小10分ほど正座で説教を受けた俺。
内容は聞き流していたのでよく覚えていないが、『レイは直ぐに褒め堕とすよね………それ禁止!!』と言われたのは覚えている。………そんな気は全く無いんだが。
因みにライは星みたく言葉が続かないので怒りも収まるのが早かった。

「ねえレイ、綺麗だよね〜!!」

先ほどの怒りは何処へやら、楽しそうに窓の外の景色を楽しむライ。
俺の部屋はエリオとエローシュと一緒だ。………まあ男だけで固めるのは当然だろう。
エローシュはともかく、エリオも部屋にはおらず、荷物だけが置いてあった。

久しぶりだしどれくらいたくましくなったかゼストさんにも確認してくるように頼まれていた為密かに楽しみにしていたのだけれど………

「レイ兄!」
「零治さん!」

そんな事を思っていると部屋のドアを開けて入ってきたのはルーとエリオ。
2人共元気そうで何よりだ。

「あっ、2人共元気だった?」
「ライさん!!」
「ライ姉も元気そう!!」

2人の声に気がついたライに挨拶する。
まだそんなに経っていないのにかなり久しぶりに感じる。

「ってライ姉とはこの前会ったばかりなんだけどね!」
「そうだね!!」

と楽しそうに話す2人に対してエリオは俺の前に立ち、深々と頭を下げていた。

「ど、どうしたエリオ!?」
「レイ兄、僕の訓練の成果を見てください!!」













「あれ?星、零治とライ何処に行ったか知らない?」
「そう言えば見てないですね………」

アリサの問いに星は周辺を見てみるが零治の姿は見当たらない。

「全く………『無理に頼んで借りる以上、手伝うから協力してくれ』って言っておいて自分がサボっているとは………」
「まあまあ………」

夜美のキツい言葉に苦笑いしながらそう答えるすずか。
現在4人は夕飯の仕込み。
外でバーベキューの予定なので、今から食材を切ったり、機材の準備をしていた。

機動六課の面々も手伝おうとしたが、『久しぶりの地球なんだからのんびりしてなさい!!』とのアリサの一言でわずかながらのんびりと過ごしていた。

「あっ、アギト!!」

そんな4人はノーヴェ、セインと歩くアギトを見つけた。

「星どうした?手伝うか〜?」
「手伝いはいいですよアギト。それよりレイ見てませんか」
「零治なら外でエリオと模擬戦するって聞いたぞ。だから私達も見
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