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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
序章 『交差』 ‐暴風の竜騎兵と紅の姫君‐
第6話 『企業』
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それまで話を聞いていたエディさんが口を開いた
「ええ、これからどうなるかは分かりませんけど…それでも、俺は自分の信念を貫くだけです」
「私も――自分の答えは見つかりました。だから――往くだけです」
その返答にエディさんは ははっ と満足そうに笑うと
「いい顔をするじゃないか、二人とも」
そうエディさんが言った後だった
「何だと?――デュノア社がウチに直接連絡してきた? それで、掛けてきたのは誰だ――?」
レオンさんの方を見ると、何やら険しい顔で電話に応対していた。
デュノア――と言えば、『シャルロット』の事だが…彼女には俺達が『フランス空軍』としか言っていない筈だ…考えすぎか?
「ジェームズ・デュノアだとッ!?――分かった、こちらに電話を回せ」
電話の相手は――『ジェームズ・デュノア』、つまりはシャルロットの親父さんだと――これはどういう事だ…?
暫く何やら話した後、レオンさんは電話を切るとどこか疲れた表情で
「デュノア社の社長『ジェームズ・デュノア』から直接電話があったよ――どうやら、『私自身』と重要な取引をしたいらしい。場所は、数日後にデュノア社が開く晩餐会。そして――『君たち二人にも大事に話があるから出席して欲しい』そうだ」
「なッ――」
「まさか…バレたんですか!?」
俺とアリアは驚いて、思わず大きな声を上げてしまう。
だが――シャルロットの一件があったにしてもそこからバレるのは明らかにおかしい。だったら――何故だ?
「…ジェームズ・デュノアは、君達二人については『娘と出会った二人組み』の名前を聞いて、そしてそこから自身で調べたそうだ。推測だがユウ君の名前から大佐の名前を割り出し、そこから大佐と君の情報を引っ張り出し、情報を収集したのだろうね――彼自身は君達をどうこうする気は無いしこの件について口外する事もしないと約束したよ。何なら同伴者を連れてきてもいいし、『IS』を持ってきてくれても構わないと言っていた」
「やっぱりバレたんですか…」
「不味い、ですよね――」
だが、そんな俺達の不安を振り払うかのようにレオンさんは続けた
「…私自身の意見だが、ジェームズ・デュノアという男は約束を破るような男ではないよ。少なくとも私は―― 一個人としては彼は律儀な人間だと思う…だが、やはり考え物もあるだろう――どうする?」
確かに、色々と考える事はある――だが、『ジェームズ・デュノア』の言う大事な話というのも気になる。だから俺は――その話に乗る事にした
「念のために――当日ISを持参します。最悪の場合の事も――考えたくないですが、考えてISを身に着けて会談に望みます――アリア、君はどうする?」
「…多分、シャルロットの事もあるだ
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