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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐ 
序章 『交差』 ‐暴風の竜騎兵と紅の姫君‐
第6話 『企業』
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ン・ハルベルト』とのコネクションを作る事が出来るのは非常に大きい。

『ネクスト・インダストリー社』は確かに超大型企業としても名高いが、それとは別に知名度として大きい理由に『大企業』という理由と別に『レオン・ハルベルト』という人物にある。

『レオン・ハルベルト』――経歴は、フランス空軍士官学校卒業後、フランス空軍に所属――そして多くの戦地において多大な戦績と武功を上げて『少佐』まで上り詰める。
だが、ある日突然『軍』を引退――その理由は色々言われており、彼が怪我をして空を飛べなくなったや軍部に嫌気が差した等、色々あるが…結局の所、それは謎のままだ。

そしてこの人物についてはまだ続きがある。彼は、技術者と科学者という点において『篠ノ之 束に並ぶ天才』と呼ばれているのだ。

これには幾つか理由がある。
はっきりしてないが、ある説曰く、『ISのコア理論を解明している』、『対ISにおける兵器を作る技術がある』等、多く言われている。
更にだが、彼の人徳に引き寄せられた企業や人物も少なくは無い。各国の『技術力が高すぎる故に認めてもらえなかった技術者や科学者』、要するに厄介者をを積極的に自分の企業に引き込んだのだ。
それだけではなく、多くの有力企業からの信頼とコネクション――各国の『英雄』と称される人物とも人脈を持っているという話しだ。

最も…まさかエディさんの教え子で、まさかこんなに近くに恐ろしいコネを持つ人が居るなんて思ってもいなかったが。

エディさんの運転で自宅から車を走らせ、暫く――中心街に聳え立つ『ネクスト・インダストリアル本社』へと到着した俺達は、受付で手続きを済ませると最上階の社長室に通された。
エディさんは過去に『レオン・ハルベルト』と面識があるから堂々としているんだろうが…俺やアリアはこうして会うのは初めてだ。
むしろ、直接会うこと自体が異例中の異例なのだから――

社長室に通されて、室内のソファに座って待つ事暫く――ガチャリ、という音と共に社長室のドアが開かれた。


「――ご無沙汰してます、ルヴェル大佐! ご健在で何よりです…『緊急事態』と聞いた時は驚きましたよ、その時の書類全部放置して対応に当たって話を聞いたら驚きましたよ…」

社長室の入り口から、黒いスーツを着た長身で体格のよい、短めの金髪をオールバックにしてサングラスを掛けた人物が現れた。

「久しぶりだな、レオン――今回は無理を言ってすまない、本来ならばお前の立場上忙しかったろうに…」

「いえいえ、大佐の為なら業務など――予定しているものは昨日中に徹夜で全て終わられましたよ、お陰で寝不足ですがね、ハハハ――それで…そこの二人が?」

「ああ――うちの『息子』、月代悠と、話をしたアリア・ローレンスだ」

エディさんに紹
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