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IS<インフィニット・ストラトス> ‐Blessed Wings‐
序章 『交差』 ‐暴風の竜騎兵と紅の姫君‐
第3話 『はじめまして』
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怖くなるような目線――だけど、俺が全てなんとかしなくてはいけない事なんだ、ケジメとして俺がしなくちゃいけない事なんだ――
「ユウ、責任を取る――と言ったが、どうするつもりだ?」
「…"Tempest_Dragoon"については、自分にどうすることもできません。ですから――必要なら俺を解剖なりなんなりしてください。彼女については――俺が責任を持ちます。彼女は俺が責任を持って保護します。もし解剖って話になって俺が死ぬようなことがあれば、彼女を――」
俺の言葉は最後まで続くことは無かった
「待ちなさい、ユウ――話が飛躍しすぎだ。解剖?彼女を処分?何を言ってるんだお前は――言ったと思うが今回の"Tempest_Dragoon"については政府や軍部ではなく、私個人の事情だ――確かに起動させたことや彼女については話をする必要はあるが、ユウ――お前を解剖したりどうこうしようというのは無いよ」
「いえ、しかし俺は――」
エディさんはため息をつくと
「話がややこしくなる前に、結論から言おう…彼女については保護するのは確定事項だ。何故なら――彼女も"Tempest_Dragoon"に関わってしまったからだ、そして――関わってしまった以上、もう後戻りはできんよ」
そのままエディさんは彼女に 「君をどうこうしようという気はないから、安心しなさい」 と言うと
「だが、責任はユウ――お前にとって貰う。彼女の保護と面倒はお前が見なさい――それから、お前についてだ」
「俺、ですか――?」
テーブルの上に置いてあったお茶を一口飲むと、エディさんは言葉を続けた
「ユウ、お前は恐らく『彼女』――ローレンスさんの事が一番の問題だと思っているのだろうが、それは違う―― 一番重要な問題は、…お前と"Tempest_Dragoon"だ」
「俺と、コイツ――?」
ふと、俺は首から提げている剣と翼を模ったネックレスを見る
「…お前たち二人が治療やら着替えやらしている時に調べたが、まずローレンスさんのIS――"ブラッディ・リーパー<血を狩る者>"は機動特化型の第三世代IS――ローレンスさん、君はこのISをどこで入手した?スペックを確認する限り―― 殺しのエージェントであった君がこのような代物を持っているとは思えない」
すると、アリアは迷った後、口を開いた
「…ある依頼の時に、報酬として貰いました――フランスの裏組織の重役の暗殺と、とある研究所の破壊――それで、その報酬としていつも通り口座にお金をと思ったら、私の前に現れたんです」
「現れた?一体誰が?」
「…篠ノ之 束 です」
その言葉に俺とエディさんは驚いていた。
篠ノ之 束が彼女の前に直接現れた?つまり――その暗殺と研究所の破壊を依頼したの
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