お友達フラグ?
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ビングへ向かい、いつもと変らない朝食の時間を過ごしました……いや、今はユーノ君が居るからいつもとは違うのかな?
お母さんの料理を食べるユーノ君から念話で『なのは! コレ凄く美味しいよ!』と
元気にお魚やポテトサラダを食べながら、私に料理の感想を伝えてきました。
ごはんを食べている表情と念話を聞いて『元気になって良かった』と安心しながら
私も朝食を食べ進めて行ったのですが、途中でお父さんからこんな一声が有りました
「なのは、昨日の事で話があるから食後に居間に来てくれ」
「は、はい……」
声に怒気がある訳ではないのですが、お父さん声に私の体は”ビクリ!”と反応します。
あまりにもいつもと変らぬ朝のひと時だったので、昨日の失態を忘れていました……
私は家族の誰にも告げずにユーノ君を助ける為とはいえ、夜の街に出かけたのです。
そして、在ろう事か気絶して帰ってきたのです……。
ユーノ君の話では神田君が助けてくれたと言っていたので、恐らく彼が私を運んだのでしょうが……。勝手に外に出て、そして運ばれてくる……怒られるには十分すぎる理由です。
迷惑と心配を掛けた申し訳なさで、私の目線は自然と下の方へと向かう……
「あはは、そんなに不安にならなくてもお説教とかじゃないから大丈夫だよ、なのは。
大体の事は美由希と恭也から聞いてるけど、なのはからも直接聞いておきたいだけだからね。」
「……え?……あの、その……お、怒ってないの?」
お父さんの言葉に反応するかの様に、私は顔を上げ、お父さんの顔を見ます。
その顔はいつも私に向けるような優しい顔でした……本当に怒ってない様だけど…何で?
「んー、確かに無断で夜の街に出たのは問題だけど……」
「うぅ、ご、ごめんなさい! あの、私!」
結果的にユーノ君を助ける行為だったとしても、家族に心配を掛けたのは事実です……
お父さんは怒ってはいない様ですが……それでも自分のした事に罪悪感が芽生えます。
「ははは、確かに良くない行動だったけど、そのフェレットの為だったんだろ?
神田君も一緒になって、そのフェレットに会いに行ったそうだし……。
最初は心配してたけど……彼と行動してたと美由希から聞いて安心できたからね」
「ふぇ? 一緒に……?」
お父さんの発言に思わず言葉が出る……。というのもお父さんの発言がおかしいのだ
『神田君と一緒にフェレットに会いに行った』とお父さんは言っているが……どういう事なのでしょか? 私の記憶では一人でユーノ君に会いに行ったのですが……。
『あ、なのは、ゴメン……神田君から伝言があったんだ…"裏を合せろ"って……』
突如聞こえてくるユーノ君からの念話……。裏を合わせろ? 今のお父さんの発言と私の記憶の食
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