彼らの日常
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練習はほぼ一緒に行っている
「え・・・・っと・・・・・今日の練習は終わりです、明日は午後練は僕と宇宙くん、あと銀さんと湊
くんは海常高校と誠凛高校の試合を偵察に行ってくるので居ません。なので練習の指示は龍くんが出し
ますのでそれに従ってください。僕からは以上です」
千尋が凛とした雰囲気を出しながら報告する
なぜかこういう時だけはオドオドしていないのだ
「それじゃあ解散!!!」
『『『『ありがとうございましたっ!!!』』』』
最後は水島が締めて終わりになった
++++++++++++
「ねぇ千尋・・・・」
帰り道、千尋と2人で帰っていた銀は口を開けた
「ん?なんですか?」
「なんで海常の試合を見に行くの?黄瀬君が出てるから?」
銀はふと思ったことを口にした
「それもあるね、でも一番の理由は・・・・」
「理由は?」
「相手が誠凛だから、かな」
「・・・・・・・・・・」
銀は考えた。誰か有名な選手が居たか
しかし思い当たらない
「・・・・・・・・・なんで誠凛?」
「だって帝光の子が入ってますからね」
「え!?嘘!?」
銀は驚いた顔で言った
「聞いたことありませんか?帝光に幻の6人目が居るって噂」
「え?うん、あるけど・・・・・・・もしかして!?」
銀は更に驚いた顔になった
「ええ、その6人目が誠凛に入ったんですよ。名前は黒子テツヤ、能力はミスディレクションです。まだ
使いこなせてませんけどね、でも使いこなせるようになれば化けますよ」
「そ、そうなの・・・?」
銀は千尋の顔を見た
その顔は好奇心に満ちた少年の顔だった
「楽しみですね、どんな試合をするのか」
そう言いながら暗くなり始めた空を見上げた
「ところでなんで私よりそんなに詳しいの?」
「え゙・・・・・・・・えっと・・・」
「うわぁぁぁん!!私はいらない子なんだぁぁぁぁ!!」
「ちょっと銀さん!?待ってください!!!」
最後が締まらない2人だった
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