赤鼻のトナカイその二
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キリトサイド
クリスマスが、やってきた。だが俺は町の喧噪を気にすること無くフラグボスが現れるであろう場所迷いの森へと転移した。最後の数メートルを歩こうとした時、転移門から一つの集団が現れた、人数はおよそ十人。その先頭に立つのは、クラインとクラディールだった
「・・・尾けてたのか。」
クラインはバンダナで逆立てた髪を掻きながら頷いた。
「ああ、クラディールが追跡スキルの達人だったからな。」
クラインは必死で俺を説得した。けれど、それじゃ駄目なんだ。それじゃ駄目なんだよクライン!
「まずいな・・・俺達も尾けられてたぜ、クライン。」
「ちくしょう!くそ、くそったれが!」
「ここは任せろ!お前はサチを生き返らせてこい!」
そう言いながら得物を抜くクラインとクラディールを見て、
「・・・死ぬなよ。」
と低く告げ、俺は全速力で駆けだした。モミの木の下にたどり着くと、サンタの姿をしたフラグボスが現れた。
「うるせぇよ。」
俺はボスに猛然と切りかかった。
クラディールサイド
聖龍連合と闘りおえた所で、キリトが帰ってきた。キリトは蘇生アイテムをクラインに渡すと、そのまま歩いていった。
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