第四章 空白期編
第百十話 『仲良し八人の女子会な温泉旅行』
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しますか! この揉み魔は!?」
シホは胸に刺激を受けて普段出さないような声を出しながらもすぐにはやてを引き剥がそうとするが、はやてはこの時限定で発揮する謎の力でなかなか離れようとしない。
「んー…やっぱりフェイトちゃんとアリシアちゃんといい勝負やと思う」
「はやてちゃん…? おイタはいけないんだよ?」
すずかがすぐにはやてに近寄って両腕を掴んで夜の一族の力ではやてをシホから引き剥がす。
「はぁ、はぁ…すずか、ありがとう」
「いいよ。シホちゃん」
少し揉まれすぎて腰砕け状態になっていたシホはなんとか助かっていた。
あのままだったらやばかったとシホは思う。
「シホちゃんはここまでかー…それじゃ次はすずかちゃん!」
「そう簡単にはいかないよ、はやてちゃん!」
すずかは身構えるが、
「…と、見せかけてそこで油断をしているフィアットちゃん!」
シホとはやてのやり取りを顔を赤くして見ていたフィアットにはやては牙をむく。
「やっ!? はやて、やめてください!」
「うん。フィアットちゃんは標準サイズやね。まだまだ成長の目処はありそうやけど…」
「な、なんかすごく悔しい気持ちになりました…」
はやては少しフィアットを揉むとすぐにやめてフィアットはなぜかやるせない気持ちになっていた。
「アリサちゃんはどうやろうな?」
「あたしをそう簡単には揉ませないわよ、はやて」
「アリサちゃんはガード高いからなぁ…それじゃ後はなのはちゃんかな?」
「はやてちゃん、やめてー!」
「覚悟はええかぁ、なのはちゃん…?」
「ふっふっふ…油断しているはやてに一手! お見舞いするよ!」
みんなの胸を揉むことに夢中になって自分のガードを緩めて疎かになっているはやてにすかさずアリシアが仕掛ける。
そしてアリシアははやてを見事討ち取っていた(笑)。
「うわっ!? まさか私がやり返されるとは…油断したわ」
「フフフ…。はやてだけの特権じゃないんだよ? それじゃ改めて…はやてもフィアットと同じで標準サイズだねー」
「あかん、アリシアちゃん…その優しい手つき、クセになりそうや」
そんなやり取りをしていて温泉に浸かる時間がかなり遅れたが全員はやっと温泉に浸かると、
「はふぅー…やっぱり温泉は心休まるわね」
シホがいつも通りにつかの間の幸せと言わんばかりに顔を緩めているのだった。
「シホちゃん、温泉かなり好きだもんね」
「えぇ、なのは。体は外国産でも心はれっきとした日本人だからね」
シホはそうしみじみと呟いている。
その一方ですずかとフィアットが、
「…すずか。お姉様とのファーストキスをした感想はどうでしたか?」
「うん…。とっても心がホワッとしたよ。お互い初めてのキ
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