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ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第22話 王都であれこれ
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は無く先程の食堂脇の小部屋でした。私は杖を返してもい、殴られた頬の治療を始めました。
治療を終え暫く待つと、父上と公爵が部屋に入って来ました。私は公爵を睨みつけながら言いました。
「明らかにやり過ぎです!! あれではトラウマになります!!」
私の言葉に、その場に居る全員が目を逸らしました。どうやら自覚はあった様です。ここで父上が、こうなった理由を話し始めました。
「実はアンリエッタ姫が、国王が大切にしている壺を割って証拠隠滅の為捨ててしまってな。国王に今回の事を話した所、徹底的にやるように命令されてしまったのだ。……公爵は後ほど『やり過ぎだ!!』と、お叱りを受ける事になると思うが」
父上の言葉に、公爵が溜息を小さく吐きました。確かに私も公爵は災難だったと思います。しかし私にも言いたい事があります。
「私を殴ったのは、明らかに私怨ですね?」
私の言葉に、公爵は目を逸らしました。その所作から当たりと判断した私は、公爵を睨みつけました。
「カトレア様とルイズが、この事を知ったら如何思うか……」
「脅すつもりか?」
私は公爵の言葉に、「さぁ? 如何でしょう?」と答えておきました。どの道カトレアには、会った瞬間に全てばれるのです。後々カトレアが、十分な仕返しをしてくれるでしょう。
この後アンリエッタは謹慎処分(座敷牢の刑)を食らい、1月程王宮の一角から出られなくなりました。アンリエッタに私の事がどう話されたか知りませんが、謹慎が明ける前に領地に逃げられるので問題無いでしょう。
また、私の事を知っているのは、ヴァリエール公爵とジジさんだけです。(老コックとジジさんの仲間には、自己紹介していない)公爵には秘密にしてもらう様に約束しましたし、ジジさんには……完全に沈黙してもらいました。(何故か泣いていたのは気のせいだと思います。ちょっと、どこぞの魔王式O☆HA……ゲフンゲフン。なんでもありません)
その後私は、父上と合流する事が出来ました。父上が探し出せた情報は、私が調べた情報と重複していて目新しい情報はありませんでした。(王軍資料庫も、肝心な情報は破り捨てられていたそうです)しかし当時の地図に関しては、精度の高い物を獲得出来ました。
それから1週間と少しかけて、王宮資料庫に更なる手がかりが無いか2人がかりで調べました。しかし、目新しい成果は出せませんでした。
それに並行して、マジックアイテム・精霊・強力な幻獣や魔獣についても調べました。
可能性があったマジックアイテムを調べ、その現在位置を探してみました。その全てが強力なマジックアイテムで、厳重に管理されています。資料を見る限り、マジックアイテムが原因の可能性は低そうです。
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