第三十章 整理整頓
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ギンガとの食事を終えて、何故かなのはに叱られて、夜のプロレスで仲直りしたのは良いのだが、フェイトとヴィヴィオが同室のため、夜のプロレスはホテルで開催されるのが日常的になってきた。
フェイトか。
どうしたものか。
四人で寝るのはいいのだけれど。
昔みたいで。
しかし、年齢的にアウトだろう。
下着姿だし。
ベッドの並びは俺、なのは、ヴィヴィオ、フェイトの並びなのだが、朝になるとフェイト、俺、なのは、ヴィヴィオとなっていたり、俺の下半身の大切な所に手が添えられていたり、積極的なアプローチを受けているわけだ。
そして、それを目撃されて毎朝なのはとフェイトは軽く模擬戦となってしまうわけだ。
できれば、仲良くして欲しいのだ。
ヴィヴィオのためにも。俺のためにも。
かと言って、フェイトを彼女とするわけにもいかない。
何故なら、俺はなのはが好きなのだから。
フェイトは親友だ。
まあ、肉体的な関係を持ってしまったが以前のような付き合い方をしているからフェイトも親友で在りたいと思っているはず。
フェイトの好意は嬉しいが、やはり俺はなのはが好きなのだ。
かと言って、フェイトに正面切ってお前の好意が迷惑だと言えない。
言ったらたぶん、いや、絶対に泣かせてしまう。
それに、はやて達も同じだ。
予防策として、なのはとは婚約を結んだと言ってあるが、言う前と言った後の変化は特にない。
隙あらば、俺を襲ってくる。
婚約の話以降はだいぶ抵抗して、実力で逃げてはいるが、それはそれで疲れるし、何より10年来の親友達に敵意を向けるのは精神上あまり喜ばしくない。
地球で友達になったアリサとすずかに相談したら、うらやまけしからんと謎の言葉を言われた後、大奥というトンデモナイ代物を教えられた。
ハーレム系のエロゲーも。日本は未来に行ってるな。
つまりは、俺にそうしろと言うことだ。
なのは一筋だと伝えてあるはずなのに。
アリサとすずかの部屋を別々にすればいいじゃん、という意見はもっともだったのだが、ヴィヴィオが四人が良いと言ったからな。
ベッドを分けるのも、言うだけ無駄だった。
ヴィヴィオは四人一緒が好きらしい。
風呂もそうだ。
フェイトとは10年振りくらいに一緒に入った。
なのはは少々ご立腹になったが、ヴィヴィオの前では怒らない。
まあ、なるべく、なのはしか見なかったのが功を奏したと思う。
夜のプロレスが激しいモノになるだけですんだのだから。
整理しよう。
機動六課メンバーで肉体関係を持ってしまった人物と持っていない人物。
高町なのは、彼女で婚約者。
フェイト・テスタロッサ・ハラオウン、親友。
八神はやて、親友で上司。
シグナム、親友と言うより、戦友で剣の師匠。
シャマル、親友で姉役。今では先生。
ティアナ
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