TURN71 ベルリンへその一
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すね」
「あの様になります。私も見ていて気付きました」
「そうですか、そしてドクツは」
「欧州では連合軍の勝利に終わります」
もうそれは間違いないというのだ。
「ドクツ、そしてイタリンは滅びます」
「ではムッチリーニ統領とレーティア総統は」
「ベニス統領はまだいいとしまして」
彼女はどうなるかというと。
「別邸にでも軟禁されて終わりでしょう」
「あの方はそれで済ませてもらえますか」
「イタリンは毒にも脅威にもなりません」
実際エイリス軍、セーラですら彼等に対しては特に厳しいものを見せてもいないし感じてもいない。それはソビエトも同じだ。
「ですから彼等はそれで許してもらえます」
「問題はドクツですね」
「はい、レーティア=アドルフ総統はこの度の戦争の一方の最高司令官です」
それならばだというのだ、秋山の声は険しくなる。日本も飲んでいる味噌汁を卓の上に置いて彼の話を聞いた。
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