山の中で夢の中で
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を思い出した。
「しかし、神様もヘンっていうより、すごいものを渡してくれたよなぁ………それにしても、腹減ったなぁ」
そして、視線を目の前に戻すと、おにぎりが二つ置いてあった。
「…………ハイ?」
数秒間思考が停止して、その間に出た言葉は呆けた返事(?)みたいなものだった。
何これ………っておにぎりだよな?!…何でこんなところに?どっかのご都合主義じゃあるまいし………
周りを見ると、木の陰から一人、誰かがこちらを見ていた。
ジイーーーーーーーーーーーーーーーッ
それはもう、本当に凝視をしていました。
…………俺、何かしましたか?
俺はそっちに向いて、手招きをしてみたが。その人物は動かずにこちらを見ていた。
なので……
「全く、来ないならこっちからいくぞ?」
歩き始めた瞬間に俺は倒れた。ッというより、フリをした。
そして、動かないようにしていると、
ザクザクザクザク………
その足音が俺の近くで止まり、木の棒か何かでツンツンとつつかれた。
反応がないとわかると更に俺に近づき、俺の髪をさわり始めた。
ガシッ
「!!?」
「つ〜かま〜えた♪」
俺の髪を触っていた手を掴み、起き上がって、こっちを凝視している人物を見た。
………………一言で表すなら、白髪碧目の幼女である。
「………なんでさ」
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