無印編!
「このツンデレがッ!」
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場所は移り、ここは高町家。
リビングで桃子さん、恭也さん、美由希さん、なのは、俺、美愛、フェレットもどき、リンディさんが会話していた。
「・・・と、この数日感にそんなことがあったんですよ〜」
「そうなんですかぁ」
・・・そんな感じでリンディさんが言葉巧みに桃子さんを騙していた。
『リンディさん、見事な誤魔化しというか、何というか・・・』
『いや、なのは。アレは誤魔化しじゃない、騙しだ』
リンディさんの言葉を聞きながら俺たちは|д゚)と念話で会話をしていた。
『あはは・・・陽龍、もうちょっと言葉を選ぼうよ・・・』
ユーノがリンディさんに情けをかける。
だがしかーーーーし!!
『こう言う人は心から信用しちゃダメなんだよ!』
『おい美愛!俺のセリフを先に言うな!』
『へぇー?陽龍くん、そんなこと思ってたのねぇ?』
リンディさんがログインしました。
陽龍さんが猛スピードでログアウトしました。
『だがバグが起こってログアウトができない』
『な、なんだってーーー!?』
『いやおにぃ、会話を進めようよ』
くっ、美愛に正論を言われるとは・・・!
『陽龍くんって妹さんの扱いが酷いわよねぇ・・・と、そんなことよりも、この嘘はなのはさんのご両親に心配させないためなんだからしょうがないんですー』
とか言いながら桃子さんとの会話でちゃっかりクロノの地位を落としているリンディさんであった。
「そういえば三人とも、もう学校には行けるのか?アリサちゃんやすずかちゃんが心配してたぞ?」
と、恭也さんが会話に入ってきた。
「うん!私はお手伝いも順調だし、少しの間休憩だから。それにさっきもメールしといたし・・・」
「私も大丈夫かな。ちょっと疲れたし。おにぃは?」
「んー、俺はもう少し続けるかな。ちょっと学校行ってまたすぐ休むってのもアレだし。朝練は続けますけどね」
と、なのは、美愛、俺の順で答えた。
それに、近々フェイトの方に行っておきたいしな・・・。
そして同時刻。アリサは塾の帰り道、いつものように車に乗っているとなのはからメールがあったことに気がつき、返信メールを打っていた。
「・・・よし、送信っと」
アリサは手に持っている携帯の送信ボタンを押し、メールを送った。
すると運転席にいる鮫島がなにかいいことでもあったか、と訪ねたが、アリサは。
「別に・・・」
と答え、そっぽ向いてしまう。
でも窓を見るアリサの顔は少し、嬉しそうだった。
きっとこの場に浅賀兄妹がいたら「このツンデレがッ!」とか叫びそうだった。
そんなゆったりとした空気が流れる中、アリサは急に車を止めるようにいい、ドアを開けて飛び出した。
アリサの向かう先。そこには怪我を
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