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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第八十話】
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いけないから」
「美冬さんにですか?――何か急用ですか?」
「ん?あぁ、明日の朝6時に急に親父と母さんが来ることになってさ。だから連絡しないといけなくてな、これが」
「そうなのですか?――」
――と、途中で言葉が止まったセシリアを不思議に思いながらも、その表情から伺うと今の俺が発言した言葉の意味の整理をしているように感じた。
そして、少ししてからセシリアは口を開き――。
「ひ、ヒルトさん、今わたくし……聞き間違えたかしら?ヒルトさんの親が来るとお聞こえしたような――」
「ん?間違ってないぞ?……6時に親父と母さんが来るって確かに行ったがそれが――」
「そ、それは本当なのですかっ!?」
「……っ!?」
凄い剣幕で迫るセシリアに、後退りしつつも俺は――。
「ほ、本当だって。さっき電話がかかってきてな。今は日本に居るらしいが……多分俺の自宅か近くのホテルにでも泊まってるのか――」
等と説明をしてると、突然咳払いをするセシリア。
「コホン……。ヒルトさん、――わたくしもヒルトさんのご両親にお会いしてもよろしいかしら?――そ、その…ヒルトさんにはいつもお世話になってますので、ご両親にご挨拶をと思いまして…」
「あぁ、構わないぞ?とりあえず朝の五時に正門前駅に向かうから起きれるか?」
「え、えぇ、勿論大丈夫ですわ。わたくしはセシリア・オルコットですから」
――早起きとセシリアって何か意味があるのだろうか?
……考えても答えが見つからないが、これが。
「じゃあ五時に寮の前で、それじゃあ美冬に連絡しないといけないからまた明日」
「えぇ、ヒルトさん。また明日――おやすみなさい」
その言葉を聞き、俺は早足気味に美冬達の部屋へと向かった――。
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