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東方守勢録
第七話
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ってクルトは俊司を突き放す。

一瞬だが、二人の間を静寂が駆け抜けていった。


「さあ、フィナーレに入ろうか!!」

「そうだな!!」


そう言った瞬間、二人はほぼ同時に拳を突き出していた。
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