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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第8話 難易度変更してます
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ろうがっ!」
「……まあ、キリトの言い方だったら、間違えられないだろうな。クラインのは……」
「……っておい!まだ言うかリュウキ!だからずっと、言ってるだろうっ!オレはノーマルだ!!アブノーマルな世界に興味はねぇっ!」
その時……3人は笑っていた。あんな事があって、笑えると言うのは幸運な事なのだと。
後に知ることになる。
そうして、その場からクラインが姿を消した。
「……それで、リュウキはどうする?」
キリトがはそう聞いた。聞いたのだが、もう結論はわかっていた気がした。なぜなら、β出身者なら経験者ならば この状況で今の方法が最適だと判断するはずだ。だが、リュウキは違った。普通のプレイヤーには程遠いものをもっている。この状況でこれ以上無いほどの技量なのだ。
だけど。
「オレは、とりあえずは別行動だ。……少し確認したい事があるからな」
リュウキはそう答えていた。キリトもそれに頷く
「そうか……。わかった。リュウキも何かあればメッセをくれよ……」
「ああ……」
リュウキはキリトの表情を見て軽くキリトの胸を叩いた。
「そんな顔するな。それにオレに勝つんだろ?なら、オレと行動を共にしていて、オレに勝てると思うのか?」
その後、にやりと笑ってみせた。今の状況での言葉じゃない、と思う。 だけど初めて、他人に気が利くような言葉を言えたと、リュウキは思えていた。
「そうだったな。……オレはお前に勝つさ! それはβん時にも思っていた事だ」
「望むところ、だ。……でも、本来SAOは競うジャンルじゃないんだがな」
そう言って苦笑いをしていた。
「オレ、お前が笑うのはじめて見た気がするよ」
「………ッ」
リュウキは顔を背けた。どうやら、リュウキは相当なシャイなのだあろう、とキリトはこの時そう思った。
「……キリト。最後に1つ言っておく事がある」
リュウキは顔をそむけたまま続けた。
「この世界を、βの時と同じものだと思うな」
「……どう言う事だ。」
キリトは、リュウキが言っていることが判らなかった様だ。
「内容自体は殆ど同じだろう。β期間から正式サービスまで、その間の時間を考えても大幅に改良するのは仕事量も勿論、時間も足りない。 だが……数字を少し変えるだけで容易に変えられるものはあるんだ」
キリトはそこまで言えばわかったようだ。
「ゲーム難易度の……上方修正……か? 敵の能力値の上方修正」
Lvやその他のステータスの数値。その全ては製作者側であれば安易に変更する事が出来るだろう。だから……、キリトは判った。リュウキもその言葉を訊いて頷く。
「……そう言うことだ。お前がオレを信じれるなら……次の
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