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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第8話 難易度変更してます
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をおいても時間をかける事。レベリング・金稼ぎだ。この世界においての全てだと言っていい程重要な
要素
(
ファクター
)
はスキルの熟練度だ。じっくりとあげるんだ。……そして、その場に、そのレベルに見合った装備だ。腕に自信がなくとも体力HPさえ減らなきゃいいんだ。HPさえ0にならなければ決して死なない。 致死性のトラップは、この層ではβ時代にはみなかった。……つまり、HPさえ減らなければ、死ぬ筈がないんだ。だからこそだ。……初めはじっくりといけ。しっかりと足元を見ろ。……そして、何よりもここアインクラッドのフィールド及び迷宮区の安全マージンは層の数字+5〜10はレベルがいる筈だ。……何もわからない以上は慎重を志せよ」
リュウキは真剣な表情でそういっていた。
クラインは、少し戸惑っていた。これまでプレイしていた時の印象、彼はどちらかと言えば無愛想だった。……そんなリュウキがここまで言ってくれている。これまでを考えたら、想像がつきにくい。
だが……ここまで言ってくれる以上、この男は自分たちを心配してくれている。
クラインはそう感じ取っていたのだ。
「へっ……へへへっ!大丈夫だっ!オレはこう見えて前のゲームじゃギルドの頭張ってたんだ!その点はしっかりしてみせらぁ!それにお前らに教わったテクだって今日だけで大量にある。何とかしてみせらぁ!」
「そうか、ギルドの頭を……。成程、今のは愚問だったな」
仲間の命を背負っている以上は、そのくらいは分けなくするのだろう。例えそれが真の命を懸ける戦いとなっても。
「いや、そうでもねぇさ。ありがとうよ。キリトもな。……オレぁもう行く。あいつ等が待っているからな」
クラインは、名残惜しそうだが……路地裏から、あの広場へと続く通路へと向いた。
「ああ……何かあったら、メッセージをくれよ?」
キリトはまだ、表情が暗かった。クライン達を、見捨てなければならないと……感じているからだろう。
「ああ、わかった。……キリトよ。おめーほんとは案外可愛い顔してんな?まっ、どっちかと言えば、オレはリュウキの顔の方が好みだけどな?」
クラインは、そう言うと、キリトとリュウキ、2人の顔を見比べていた。クラインは、そのまま にやっ!……と笑う顔が、正直、それを見てリュウキは訝しむ。
「……お前はホモか。やはり」
そして、リュウキは僅かずつだが後退る。自分にそんな趣味は無いからだ。
それを見てクラインは思わず反論をした。
「ちげーーよ! 俺なりのあれだよ! 気遣いってヤツだ! 判れって!」
クラインとリュウキのやり取りを見てて、少しだが……キリトにも笑みが見え始めた。
「はは……。お前もその野武士面の方が10倍似合ってるよ!」
「言ったな?このや
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