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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第11箱 「僕……これに乗るの初めてだよ……。」
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車で移動するんだ……。」
劉一は着陸した後の感想はそこだった。
上から見たら屋敷らしき建物も見えたんだけど。
降りてみたら……。
(と……とおいなぁ……。)
「では……めだかお嬢様、 そしてお友達の皆様も……。」
執事っぽいだんでぃーな おじさまが優雅にお辞儀をしながら
車
(
リムジン
)
のドアを開けてくれた。
「うむ!」
その一言。
堂に入ってる?っていうのかな?
めだかちゃんは、子供なのに全く違和感が無い…… 苦笑
「わーい!次はお車だー!!早く乗ろう!りゅうくん!」
善吉君はやっぱりハイテンショーン!腕を引っ張ってきた。
「ははは!うん!行こう。めだかちゃんも!」
“ぎゅっ……”
空いたほうの手でめだかの手を握った。
めだかちゃんの柔らかな手。
……この手があんなに強力なんて信じられないな、っと想いながら劉一は手を握る
「あっ… ああ……//」
めだかはなにやら顔を赤らめながら一緒に駆け出した。
善吉・劉一・めだかの順番だ…。
仲がよさそうに…手をつなぎ…。
そして3人は
車
(
リムジン
)
に乗り込み屋敷へと向かった。
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