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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第11箱 「僕……これに乗るの初めてだよ……。」
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それで、褒められても嬉しくないよ
そんなのでさぁ……。
それより軍事基地に直行するのかどうかが心配なんだよぉ……?
「ふむ、これは黒神家の私財で購入したものだ、家は日本で有数の財団らしいからな。」
なるほど……。へぇー ソ連から購入したんだ。 ……通販?
なら民間用のヘリでもよかったんじゃないかなぁ?
なーんで軍用のヘリ?
んで 幼児の頼みで動かせてもらえるものなのかなぁ?
遊びにいく〜の一言で?
親バカなのかなぁ??
うん……もうツッコムのやめよう。
「うん、わかったよ……。 んじゃあ今日はよろしくね?」
「ふむ!では 乗るがいい。」
「わぁーい!わぁーい!」
一目散にヘリに向かう善吉君と苦笑しながら後に続く劉一君……。
そして、凛ッ!っと笑っているめだかちゃん……どうだ?っと言わんばかりに。
3人はヘリコプターに乗り、黒神家へと向かった!!
いやはやヘリに乗るなんてもちろん初めての経験ですから。
飛んでる時は ちょっと怖かったけどね?
善吉はずっとはしゃいでました♪
彼を見ているとこっちも楽しい雰囲気になる!
めだかちゃんも同様のようだった。
……でも、
ヘリの中で まさかめだかちゃんの家に着くまでにまたゲーム≪勝負≫をするとは思わなかったけど。
暫くして。
30分くらい?かな?
フライトすると……。
なにやら開けた場所に着いた。
ぽつんと一軒だけあって、周りは柵みたいなので囲まれてるなぁ〜あの家。
ええっと…… 今ってヘリの高度結構あるよ?
それなのにあの大きさって事は……。
近づいたらさらに……。
「ついたぞ!あそこが私の家だ!」
そう言って指差した場所はもちろん先ほど劉一が考えていた場所だ。
おお! ヘリポートまで!!
「わぁー!大きいねぇ!! 鬼ごっこやかくれんぼなんて簡単に出来そうだぁ!!」
更にテンション向上!
「あはは…… あんなとこでしたらいつまでも終わりそうに無いけどね?かくれんぼなんか特に。 広すぎるから……。」
とりあえず、苦笑をしているのは劉一だ。
でも、めだかなら捕まえれそうだとも思える。
そうやってバカ話をやってる間に。
到着ならぬ着陸した。
「あはは、 ここからさらに
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