第四章 空白期編
第百九話 『空港火災』
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「魔弾の射手のシュバインオーグ二等空尉に話しかけられたぜ!」
「あぁ! これで俺達はまだ頑張れる! 野郎ども、気合を入れろ!」
『おー!』
なにげに人気の高いシホなのであった。
それはともかく、シホは民間人を救助していく。
逃げ遅れた民間人に防御魔法を展開させて、送る道を確保して急ぎながらも安全に誘導していく。
「これで…このエリアは全員かしら?」
「そのようですね、シホ」
「それじゃ次の場所に向かおうか」
「はい」
それでシホとミニサイズになったアルトリアはシホの肩に乗り移動を開始した。
空でなのはと合流して、
「シホちゃん! そっちの方はどうだった!?」
「今のところ死亡者は出ていないわ! なのは、次に向かいましょう!」
「うん!」
二人は取り残されている一人の少女の話を聞き、それで中へと入っていき、前方の炎の海の中を、
「ストライク・エア!!」
ツヴィリングフォルムで風を溜めて一気に放ち炎の中に道を作る。
二人はそこを進んでいき、
「見えたわ! なのは、天使像が崩れそうだからバインドを仕掛けるわよ!」
「うん!」
それでなのはは通常のバインドを。シホは天の鎖を放ち、少女に天使像が倒れるのを防ぐ。
しかし、なのはのは設置したらそのまま当分はほっといて大丈夫だがシホのは離れると解除されてしまうのでそのまま待機だった。
「ええい! めんどくさい!」
シホは深く考える事を放棄して天使像を剣で粉々に切り裂いてしまった。
「あはは…シホちゃん、もう使われないからって過激だよ?…それよりよかった…。間に合って。助けに来たよ!」
なのはは一人の取り残された女の子に寄って、
「よく頑張ったね。えらいよ」
「そうね。よく無事だったわ」
「えっ…えぐっ…」
「もう大丈夫だからね。安全な場所まで一直線だから!」
シホが女の子に防御魔法を展開して守っている間に、なのははレイジングハートを天井に構える。
《上方の安全を確認》
それでなのはは杖をふり、
《ファイアリングロック、解除します》
「一撃で地上まで抜くよ!」
《All right. Load Cartridge. buster set.》
「ディバイーン・バスター!」
それによって壁抜きで一直線の道が作られた。
「なのはも大概過激だと思うのよね…」
「なにかいった? シホちゃん…?」
「いえ、なんでも? それより早くこの子を運びましょうか」
「そうだね」
それでなのはが女の子を抱えて空を飛び、シホもそれを追っていった。
「こちら教導隊01、及び02。エントランス内にて要救助者の女の子一名を救助しました」
『ありがとうございます。さすが航空魔
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