暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと死んだ世界戦線
My song
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女子寮 天使の部屋

雄二side
突然、この部屋から学校中にまで歌声が響いていた。この声は岩沢か……

ゆり「坂本君、あなた最初からこうなるのが分かっていたの?」
雄二「さぁ、俺にも分からねぇよ」

実は言うとハッタリだけどな

竹山「怪しいデータを見つけました!!」

ゆりッぺが疑問符を浮かべるなか、竹山が声を上げる

ゆり「竹山君!今すぐそれを見せて!!」
竹山「はい!!クライストです!!」

パソコンの画面に映されたのは、Angle playerという文字と人間の図が描かれ、所々に英語で書かれている。英語の単語を読んで見ると、どれも聞き覚えのある単語だった。天使と戦う時にいつも天使が口にして言っているものばかりだった

雄二「何なんだよ……これは」
ゆり「分からないわ……竹山君これのどこが怪しいデータなの?」
竹山「これを見てください。」

竹山が英語の単語をクリックすると人間の図が腕から剣を出したり、残像のように動いたり、一人から二人に増えていた。天使がますます何者なのか分からなくなってくる

ゆり「とりあえず情報は手に入ったわ。みんな退散よ。」

ゆりっぺのかけ声と共にムッツリーニを運びながら、俺達は天使の部屋を後にしていった
雄二sideout











体育館

岩沢side
「―――それで得られた物大事に飾っておけるの?」

「―――でも 明日へと進まなきゃならない」

あたしはこの歌が歌えたら何も思い残すことはない

「―――だからこう歌うよ」

「―――泣いてる君こそ孤独な君こそ」

でも、どうしてだ?なんで思い残すことはないのにこんなにも胸が苦しくて涙が止まらないんだ。吉井のこと考えると……

「―――正しいよ人間らしいよ」

あぁ、そうか…あたしは………

「―――こんなにも美しい嘘じゃない本当の僕らありがとう」

―――吉井のことを好きになったのか

岩沢sideout





岩沢さんが歌い終わると、その場で岩沢さんは力が抜けたかのように座りこんで泣いていた。すると、教師が僕を抑えていた手を離した

教師「今回は特別に見逃してやる…次はないと思え…。」

教師が弱々しく言うと、体育館から教師全員とNPC生徒達が出ていった。体育館に残っているのは、ガルデモメンバーだけだった。僕達も楽器を片付けて撤収した後、ガルデモのみんなと一緒に女子寮に向かった










女子寮

僕は現在女子寮にいた。本当は用事があるとか嘘を言って男子寮に行くつもりだったが女子寮前に着いた時、突然岩沢さんに
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