第21話 真名
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今回の内容で長門さんが語った内容は、朝倉涼子が暴走した事案が三年前の一九九九年七月七日の段階で長門を通じて思念体に伝わって居る可能性について、キョンが気付くと言う事を懸念していると言う事です。
この物語内の長門有希は、一九九九年七月七日から、二〇〇二年七月七日までの間を無限にループし続けた長門有希ですから、其処から先の未来については、何処まで詳しい情報を持って居るか疑問でしたから、曖昧な表現に止めたのです。
もっとも、消失事件の際に詳しい情報は伝えられているとは思うのですが。
但し、その場合は、終わらない夏休みに何の対策を施そうとしない行為自体がかなり不審ですし、そもそも、その消失事件の発生を思念体が察知して居ながら、何の対策を講じる事もなくそのまま成り行きに任せ、その事件が終った後に、長門の処分の検討を行って居るなどと言う事をキョンに告げる。この行為も非常に不審な行動と成ると思うのですが。
何故ならば、結果が判っているのなら、最初に対策を講じているはずですし、処分が必要なほどのバグを長門が持って居るのなら、わざわざ、キョンにお伺いを立てる行為など行わずにさっさと処分するはずですから。
尚、このヴァレンタインから一週間の世界の未来では、ハルヒ原作の消失事件は発生しません。
そもそも、其処に至る歴史に狂いが発生して居ますから、同じ未来が訪れる訳は有りませんからね。
私の世界は、原作とは別の因子が加わる事に因って、別のルート。つまり、平行世界が発生すると言う世界観で物語を作って居ますから、これが当然なのですが。
まぁ、ここまで変えたら、原作コピーなどと言われる事はないでしょう。
但し、消失事件など絶対に起きないとは断言しませんよ。
それでは次回タイトルは『玄辰水星登場』です。
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