暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic10-Bゲームセンター☆なのは『魔法少女の挑戦』〜The EmperoR〜
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が多すぎるレインボーロードでのスター使用はある種の自滅行為だが、

「そうも言ってられないよな」

スターを使用し、道化師3体をクラッシュさせて5位に返り咲き。コースアウトしないよう注意し、次のアイテムをゲット。手に入れたのはトリプルダッシュキノコ。直線やコーナーの角度が緩い場所で使い、ぐんぐんと4位のすずかを捉える。が、「あ、落ちた」すずかのキノピオがコースアウト。視界から消えて行った。
順位を4位に上げ、次は・・・「なのはのマリオか」トップから転落していたなのはを捉えるためにひたすら追い縋る。そんな時、頭上から雷が降って来た。キャラが小さくなりスピードも落ちてしまう。

(誰だ、いいところで雷なんて使ってきた子は・・・?)

その犯人はすぐに知れることに。元のサイズに戻りかけていたルイージを突き飛ばしながら抜いて行ったのは「お前か、ドンキぃぃーーーー!!」道化師のドンキーだった。まさか味方に妨害されるとは思いもしなかった。とりあえず八つ当たりの意味を込めて、引き当てたアカ甲羅で撃墜。コーナー途中だったため、あえなくコース外へ落下したのを見送って・・・。

「はっ。もしかしてこのチーム分けって私にメリットがなくないか?」

今さらながらに失態を思い知る。なのは達はアイテムを手に入れても味方に撃つ真似はしないだろう。私たちに抜かれた際に使うってところだが、道化師はあくまで参加しているだけで、私の味方になるとは言ってないし、頼んでもない。実質7対1だ。隣の筐体に座る道化師どもに「協力してくれ」と頼むと、揃って『???』首を傾げて、返事もしないでプレイに戻った。

「さっきまで普通に話していたくせに・・・」

役に立たないどころか完全に敵だと判断。次に私の前に出たら、問答無用で潰す。獲得したダッシュキノコを使い、なのはのマリオに追い縋る。マリオの周囲にはトリプルミドリ甲羅が回転していて、下手に接近すればクラッシュだ。様子を見ていると、マリオがダッシュ板に乗り急加速したんだが、スピードが乗り過ぎてコーナーを曲がりきれずにコースアウト。

「やっぱり難しいよな、このコース」

3位となり、2位であるフェイトのピーチ姫を標的として捉える。だが「ファイナルラップか」となってしまう。このままゴールすれば、勝ち星の数では同点となってしまう。
道化師の誰でもいいから上位に来てくれればいいんだが。そう思った瞬間、「今度はキラーか!」コースいっぱいに突っ込んで来る巨大ミサイル、キラー。私のルイージがまたもやコースアウト。なのはかすずかのどちらかならいいなぁ、と考えながらコース復帰。

「今度はお前か、ワリオ・・・」

最下位だったワリオが前を走っているということは、さっきのキラーがワリオということになる。怒りを通り越して笑ってし
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