暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic10-Bゲームセンター☆なのは『魔法少女の挑戦』〜The EmperoR〜
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「テスタメントちゃん。お願いします」

なのはが代表として呼びに来た。私はアルフに「行こうか」と声を掛け、なのはの後についてマリオカートの筐体へ向かう。なのは達の座る4台の筐体と向かい合うように置かれている4台の筐体に、私は道化師3体と一緒に座る。

「それじゃあ、最後のゲーム、マリオカート対戦を始めますっ!」

なのはが戦闘開始の号令を下し、プレイを開始する。私は無難にルイージを選択。3体の道化師は、ドンキー、ワリオ、クッパと、上級者向けのキャラばかり選んでいた。上手く乗れれば良いキャラだが、ミスばかりすれば後ろから尻を蹴っ飛ばしたいほどに鈍臭い。しかも対戦するコースは難しさで有名なレインボーロードと来た。道化師の腕に懸かっているな、私の勝利は。

「さぁ、行くわよ! 打倒テスタメント!!」

「「「「「オオーー!!」」」」」

なのはとすずか、ユーノ達はアリサに応えたが、フェイトとアルフは無言のようだ。まぁ、すぐになのは達のノリのついて行けるわけがないだろうし、仕方ないよな。ハンドルを握り直し、アクセルに足を掛けて、スタート1秒前でアクセルを全開。ロケットスタートを成功させるも、「甘いわよ、テスタメント!」アリサ達も無事にロケットスタートを決めていた。

「って、道化師ぃぃーーーーッ!!」

フェイトですらロケットスタートを決めていたのに、道化師3体はのろのろとスタート。一瞬にして置いてけぼりを食らっている連中を放って、私は2位を突っ走る。前を行くの1位はマリオで、操作しているのはなのはだ。アイテムを取り、車体の後方にバナナの皮を出す。ピッタリ後方についてはいてはスピンさせられる可能性があるため、車線をズラした・・・その瞬間、

「ミドリ甲羅、ファイア!」

(フェイトも結構ノリがいいな・・・)

フェイトのそんな掛け声とともに、私のルイージにぶつけられたミドリ甲羅(すごい命中率だ)。コースの縁ギリギリでスピンしているところに「おりゃぁぁーーーッ!」アリサのクッパが突っ込んできやがった。
いま居る地点には壁がないため、「あっ、やりやがった・・・!」突撃されたルイージはコース外に落下。順位が5位へ転落。いつの間にかすずかにも抜かれていた。というかアリサが落ちてないってなんだ。当て逃げ上等、その上わざとだとか。まぁ、これはこれで楽しめるが。ジュゲムにコースへ戻してもらって、いざ再スタートというところで、

『『『「あ」』』』

追いついてきた道化師3体の操るドンキー・クッパ・ワリオに次々と追突され、今度は揃ってコースアウト。一番最後にコースへ復帰されたことで一転してビリになってしまったが、道化師(バカ)どものキャラは加速力が低いため、すぐに追い抜けるだろう。アイテムを取り、スターを出す。落下地点
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