暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic10-Bゲームセンター☆なのは『魔法少女の挑戦』〜The EmperoR〜
[5/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
みんなの返事を、「えっと、どうかな・・・?」待つ。
「あたしはそれでいいわ。それが一番いいと思う」
「私もなのはちゃんの提案に賛成」
「私とエオス、ユーノは任せるよ」
残るはフェイトちゃんとアルフさんだけど。2人にとって、私の提案に出たゲームは未経験のものだから、すぐには答えは出ないってことは判ってた。だから「テスタメントちゃん!」にお願いしてみようと思う。みんなを待たせて、私ひとりで向き合う。
「どのゲームか決まった? どれにする」
「そのことなんだけど、練習させてほしいんだ」
都合が良すぎるかもしれない。でも「いいよ。その方が面白いし」テスタメントちゃんは快諾してくれた。自分が不利になるかもしれないのに許してくれたことに「ありがとう、テスタメントちゃん」お礼を言って、みんなのところに戻ろうとして・・・
「ねえ。なんのゲームを選択したの?」
テスタメントちゃんからの質問。あとで判るし、練習を許してくれたお礼もあるから、私は振り返って答える。
「マリオカートで勝負だよ、テスタメントちゃん!」
それが私が選択した逆転のゲーム。4台4台が向かい合うように置かれてる、計8台のマリオカートの筐体。もうここでテスタメントちゃんに伝えておこう。
「今までは1対1だったけど、今回は私、アリサちゃん、すずかちゃん、フェイトちゃんの4人が参加するつもりなんだ」
「つまり私ひとりに対してあなた達は4人。マリオカートは確かアイテムでの妨害あり。数では圧倒的に不利だよね、私。いくら楽しむのが目的になってる私でも、それはちょっと不利すぎると思う」
「ううん。テスタメントちゃんにはジュエルシードの幻、ピエロさんが居る」
テスタメントちゃんはジュエルシードが作り出したピエロさんと通じ合ってる。ピエロさんは増殖するから、テスタメントちゃん側のプレイヤーとして参加すればいい。戦力が同じになるようにするために、アルフさんに頼んで外れてもらったんだから。続けて、キャラクターは好きに、カートは標準、獲得できる勝ち星についても話す。
「――つまりは、上位3位までが勝ち星を手に入れることが出来るわけか。順位によっては勝ち逃げ出来るし、あっと言う間に逆転もされる。・・・・乗った」
今の成績はテスタメントちゃんが5、私たちは4。1位〜3位を独占できれば私たちは逆転で勝てる。でも独占できなかったら負け。ギリギリの綱渡りだけど、これ以上こちらに有利なことを言うと、ゲームを変更されちゃうかもしれないから妥協する。テスタメントちゃんと別れて、私たちはフェイトちゃんと練習を開始することに。まずアリサちゃんが「じゃあフェイト。車って、あんたの世界でもある?」なんて質問をした。
「・・・ある。乗ったことはないけど
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ