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スタメントちゃんがピエロさんを引き連れて「次は誰?」って、早速別の対戦を望んで来たんだけど・・・。

「なによ。もうちょっと嬉しがりなさいよ、あんた」

「勝ち星は私が4、あなた達が2。わ〜い」

「それはそれでムカつくぅ〜〜〜〜!!」

万歳するテスタメントちゃんのそんな態度にアリサちゃんは不機嫌に。アリサちゃんを落ち着かせてから、「次はフェイトちゃんと、太鼓マスターだよ」テスタメントちゃんに挑戦。そう言うわけでフェイトちゃんとテスタメントちゃんによる、太鼓マスターの対戦。難易度や曲はフェイトちゃんが決めていいってことになって、選んだ難易度はむずかしい、曲はさいたま2000。

「それじゃあそれで。手加減はしないから。フェイト・テスタロッサ」

フェイトちゃんはもう答えることもしないでバリアジャケットのマントを外して、ゲームを始めた。メロディが流れ始めて、フェイトちゃんとテスタメントちゃんが太鼓を打ち始める。2人とも良ばかり出して、コンボを途切れさせない。そんな中、「あー、マントがすごい邪魔。蒸れる〜」テスタメントちゃんから愚痴っぽいのが聞こえた。フェイトちゃんみたいに外せばいいのに。それが原因なのかな。テスタメントちゃんが先に可を出すようになった。

「さっきのあたしとのダンス対決でも、マントがバサバサはためていたのよね」

「すごい動きにくそうなのに、なんであんな軽やかに動けるのか謎すぎる」

アリサちゃんとセレネちゃんがテスタメントちゃんを見て、心底呆れてる。フェイトちゃん達の対戦はそこから動きを見せた。お互いにコンボを途切れさせたり、可を出すようになって。そしてこの対戦の結果は、「フェイトちゃんが勝った!!」後半にはフェイトちゃんもコンボを途切れさせたりしたけど、テスタメントちゃん程じゃなかった。

「負けたぁ〜。4対3か。・・・次は誰?」

負けたのに楽しそうに言うテスタメントちゃんを見ていたら、「次は、アルフさんです」自信満々な表情で合流したすずかちゃんが告げた。全員でアルフさんの待ってる筐体へ向かう中、「ありがとう」フェイトちゃんが囁き程度だけどお礼を言ってくれた。それがとても嬉しくて。きっと判り合える日が来るって強く思えることが出来る一歩。テスタメントちゃんがチーム分けや勝負を仕掛けてくれたおかげで、ちょっとは近付けたかも。

「今度はあたしがコテンパンにしてやるよ、テスタメント!!」

アルフさんが仁王立ちで待ち構えてた。これから始めるゲームは、痛快!イノシシ退治。テスタメントちゃんがこのゲームのルールを確認して、じゃんけんで先攻・後攻を決める。

「よし。あたしからだね!」

「頑張って。アルフ」

アルフさんが先攻。縦長の筐体の奥の壁には段々畑のセットが在って、そこから顔
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