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とある星の力を使いし者
第67話
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「じ、じゃあ、あんたも?」

「同じクラスだから白だな。
 ちなみに俺は騙していないからな。
 当麻と同じ色としか言っていないからな。
 だからバチバチと電撃を散らしているんじゃねぇ。」

「チューガクセーだろうがコーコーセーだろうが知った事か!
 ボコボコに点を奪ってやるから覚悟せよ!!」

「俺はそんな面倒な事はしないけどな。」

「人を年下だと思って軽く見やがって。
 白組の雑魚どもなんか軽く吹き飛ばしてやるんだから!!」

「吹っ飛びまーせーんっ!
 っつか、もしお前に負ける事があったら俺らは罰ゲーム喰らっても良い!
 何でも言う事聞いてやるよ!」

「おい、勝手に話をすす「言ったわね!!ようし乗った!!」・・・人の話を聞けお前ら。」

その後から泣き見るんじゃないわよ!!、とか、その台詞が出た時点で負け犬祭りが始まっていますなぁ!!、と言葉が続き、麻生はため息を吐いて表情が疲れているように見える。

上条詩菜はほっぺたに片手を当てて、あらあら、と呟き、上条刀夜はショックを受け、隣にいる女性は片手をおでこに当てていた。
そして、竜也は少し懐かしむような表情を浮かべ、秋葉はうっすらと涙を溜めていた。
それを見た竜也は秋葉の眼に溜まった涙を拭いて言った。

「秋葉、涙なんか流したら駄目だぞ。
 恭介に見られたらどうする?」

「ごめんなさい。
 でも、でも、あの子は前よりも元気になっている所を見たら止まらなくて。」

「ああ、この学園都市に恭介を連れてきたのは正解みたいだったな。」

上条夫妻達に見られないように、聞こえないように言う。
そんなこんなで、七日間にわたる学園都市総合体育祭「大覇星祭」が始まる。
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