第十話 月詠真耶
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た。 なんなんだ?機械がジェラシー・・・・シュールだ。
待ち合わせ場所には既に月詠少尉が待っていた。 月の光に照らされて待つ彼女は、昼間は感じなかったがすごく美しく一瞬胸がドキリとした。
「すいません。待たせましたか?」
「いや、今来たところだ。約束の時間を破らず来た事だけは褒めてやる」
「どうも。 それより話とは一体?」
「ああ。どうしても確かめなくてはならない事があってな」
そう言うと月詠少尉は俺に向けて何かを投げた。 片手で掴み取るとそれは訓練などで使う模擬刀だと解った。
「月詠少尉・・・・これは一体?」
「神野准将の下で修行した貴様の剣の腕前見せてもらうぞ!!!」
そう言い放つと月詠少尉は模擬刀を逆手持ちにし斬りかかって来た。
おいおい!!斯衛軍じゃ話し合い=斬り合いなのか!?正直言って洒落にならん!!
だが、逃げるわけにはいかない。 彼女は確かめたいだけだ。 俺の力を。 ならやることはただ一つだ。
全力で戦うだけだ!!!!!!
これが俺と月詠真耶との初めての戦いだ。
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