暁 〜小説投稿サイト〜
大魔王からは逃げられない
第五話 ※
[4/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
かな乳房を背中に押しつけて身体を擦り合わせる。擦れた乳首が硬く勃起しているのが背中越しに分かった。


「んっ、ふぅ……んぅ……」


 シオンも感じているのか熱の籠った吐息を零しながら、密着させた身体をヌルヌルと動かした。背中に押し当てられた弾力が、むにゅむにゅと押し潰された饅頭のように形を変え、上下に動いて背中を撫でる。


 艶のある声が俺の耳を楽しませる。熱い息が耳に掛かり、胸の内からムラムラとしたものが込み上げてくる。


「どうですか? 気持ちいいですか?」


「うん、とってもいいよ」


「そうですか。では、今度は前の方を……」


 背中から手を回して胸板を洗う。泡のついた指が鎖骨や胸板を這い回り、乳首を悪戯っぽく摘まんだ。


「あら、もうこんなに……。身体を洗っているだけなのに、ここをこんなにして……」


 胸部から腹部、下腹部、そして陰部へと滑るように手が這う。


 身体中を撫でまわすもどかしい刺激や艶やかな吐息に、早くも俺の息子は充血していた。


「ご主人様のチンポ、まるで焼けた鉄の棒みたいに硬くて熱い……」


 淫靡に微笑みながらシオンは右手の人差し指と親指で輪を作り剛直を扱き上げ、左手で陰嚢を優しく揉みしだく。


 左右の手が別々に動き、俺の肉棒を愛撫する。徐々に俺の気持ちを高ぶらせるかのように、ソフトなタッチが次第に苛烈さを増していく。


「さあ、ご主人様……私の手でいってください。ご主人様がみっともなく射精するところを、私に見せて下さい」


「ん、う……」


 潤滑油となったボディーソープに空気が入り込み、くちゅくちゅと卑猥な音が肉棒から洩れる。


 緩急をつけて手を上下させるだけでなく、亀頭を掌で捏ね繰り回し、裏筋に指を這わせたりと、刺激を変えて俺を飽きさせない。しかも左手ではマッサージするかのように陰嚢を揉みしだいているため、なんとも言い難いむず痒い刺激が絶え間なく襲ってきている。


 シオンの手淫を前に早くも射精の予兆が込み上げてきた。


 主が射精しそうだと勘付いたシオンはさらに激しく手を上下させる。


「イッてくださいご主人様、私の手で。ご主人様のだらしないイキ顔を見て差し上げますから、熱い精液をドピュドピュさせてください……!」


 シオン自身も奉仕をしながら興奮しているのだろう。湿り気のある熱い吐息を零しながら、一層ピストン運動が激しさを増す。しかも単に激しいだけではない。手が往復する度に指の位置を微妙に変えて、肉棒全体を満遍なく刺激しているのだ。


「んぅ……もうイクよ、シオン……っ!」


「はい、ちゃんと見ていますから、出してください……!」
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ