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SDガンダムGジェネレーション・オーバーワールド 明日無き未来へ
第2-1 アーモリーワンへ
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。女の子からの買い物のお誘いは大抵荷物持ちだったからついそう思ったんだよ。」
「それって彼女さんですか?」
「違うよ。彼女はいないよ。妹がよく買い物に付き合わされてたんだ。」

和也は、笑いながら妹の事を説明した。和也はよく妹の買い物の荷物持ちをさせられていたそうであった。

「妹も君達と同じ位の歳だから会って話したら気が合うと思うよ。」
「いつか、会ってみたいです。」

すると、もうすぐでアーモリーワンに到着するとアナウンスされた。

「もう少しで到着しますね。」
「じゃあ、一旦部屋に戻るからそのあと待ち合わせしてから行こうか。」
「はい!」

2人は、一旦別れてそれぞれの部屋に向かった。和也は訓練の汗を流すためにシャワーを浴びていた。
シャワーを浴びながら和也は妹の事を思い出していた。

「(お兄ちゃん!早く早く!)」
「(もう!お兄ちゃんの意地悪。)」
「(約束だよ。絶対に見に来てね。)」

その後、シャワーを浴び終えると着替えをして待ち合わせ場所へと向かった。


美穂は、約束の時間より早く待ち合わせ場所に着いていた。待ち合わせと言っても食堂であり周りには食事を取っている人もいれば雑談をしている人もいた。

「少し気合い入れすぎてるかな?」

美穂は、部屋で改めて着替えをしていた。服はピンクを協調したワンピースを着ていた。

「(で、でも、物資の買い出しだけだから。)」

すると、そこへ楓がやって来た。楓は、美穂を見つけると微笑みながら近付いてきた。

「美穂ちゃん。どうしたの?確か、買い出しの担当だった筈よね?」
「は、はい。和也さんと一緒に・・・」

楓は、戦闘中やミーティング以外ではメンバーの事を呼び捨てにする事はない。
和也の名前を聞いて美穂の服装を見ると楓は何かを察した。

「成る程、和也さんとデートなのね。」
「ち、違います!!べ、別にそんなのでは・・・」

美穂は、顔を真っ赤にしながら顔をブンブンと横に振っていた。楓は、そんな美穂を微笑みながら見つめていた。

「そう言っておきながらそんなに気合いの入った服装を見れば誰だってデートだって思うわよ。」
「さ、流石に買い出しでも適当な格好で行けるわけないじゃないですか。」

そして、楓は美穂の服装をじっと見つめていた一言言った。

「コーディネーターのコーディネイトはコーディネイト(こーでないと)♪」
「・・・」

美穂は、楓のおやじギャグで一気に冷静になれた。

「あはは・・・(これが無ければ良い人なんだけどな)」
「それじゃあ、頑張ってね♪」

そう言って楓は立ち去って行く。
楓は、帰り道和也と出会った。

「あら。和也さん。これからデートですか?」
「艦長。何言
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