暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第52話 フラグが……泣きたいです
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じられていました。黒髪のメイドを見かけ、気になりアンナに聞くとシエスタの名前が……。発覚当初は、私も物凄く焦りましたよ。
考えてみれば当然かもしれません。ただでさえ学院は、多くの貴族子女が集まる場所です。それに加え下手をすれば王族も通う様な学院が、無能な侍女を雇う訳はありません。原作でも読み書き計算は出来ると言っていた気がしますし、礼儀作法・掃除・洗濯・料理と侍女スキルはかなり高いです。
実家はドリュアス家の影響で、農民から醤油工場の管理者に変わっています。当然、下手な貴族より裕福な暮らしをしています。しかも生活環境が変わった所為か、そばかすも無くなり肌も艶々しています。(注 アニメ版シエスタ)
……だからもてるんですよ。今のシエスタ。本人の理想が高いのか、特定の誰かと付き合うには至ってはいませんが、今後もそうとは限らないので心配です。原作に沿うか以外にも、男女のドロドロと言う意味でも。
続いて領地の状態についてですね。
私が作った特産品は軌道に乗りましたが、逆にこれ以上の
黒字
(
ぜいしゅう
)
拡大は難しいでしょう。まだカトレアが開発している染物が如何なるか分かりませんが、利益は大きな予想できますが赤字解消までには至らないでしょう。
その中で大きな利益を出しているのが、お馬さんです。長距離・短距離・ジャンプ・運搬と言った、多くの競技を用意したのもありますが、現代競馬を参考に年齢や雄雌の限定を付け、突出した馬が出て来ても全ての競技がつまらなくならないようにしました。そして何と言っても、賭け事(胴元に限る)は儲かるのです。ドリュアス家の赤字を、大分減らす事に成功しました。
ただ、問題が発生しなかった訳ではありません。競馬なのに馬では無く、騎獣(マンティコア等)を出そうとした馬鹿貴族が居たのです。丁重に出走はお断りしましたが、これからも同じ事が起こりそうなので騎獣専用の競技も模索中です。
ちなみに父上が考えてい
た
(
・
)
のは、ドリュアス領と王都を結ぶレース競技です。そうなると、他の領地や王都をまたぐ一大イベントになるので、他の貴族や王族とのすり合わせなど色々と面倒な事になります。家族全員に反対され、落ち込んだ父上がモンモランシ伯やヴァリエール公爵に相談したら、何時の間にかやる方向で話が進んでいたりします。
面白そうと言う理由だけで、父上を焚き付ける伯爵と公爵の姿が目に浮かびます。そして簡単に乗せられる父上。
……はい。逃げました。やってられません。家族全員で「絶対に手伝わない」と言った時の父上は、割と本気で泣きが入っていました。そんな父上に「口は災いの元」と言う言葉を送っておきます♪
赤字。だいぶ減りましたね。いえ……免税状態なら、黒字が出るまでになりました。(お馬さんのおかげで
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