機動戦士ガンダムSEED
0245話
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した女の言葉。妙に甲高い声。そして、このプクプクとした手。これらを総合すると俺の身に何が起こったのかを容易に想像する事が出来た。すなわち、子供になってしまったのだ。
「なんでさ」
思わず正義の味方の言葉を呟くと、目の前にいた女が残念そうに頭を撫でてくる。
「御免ね。取り上げるつもりはないのよ。ただ、ちょっと君のおうちがどこにあるのか知りたいだけで」
「あ、いや。そういう訳じゃないんだ」
口調、口調をどうする? さすがに子供化した状態で、今までのアクセルのような口調は違和感ありまくりだろう。それにこれまでの転移の経験から考えると、ここもどこかの漫画やアニメ、あるいは小説の世界である可能性が高い。子供化なんてトンデモ状態になっている以上目立つのは避けるべきだ。
「えっと、ちょっと聞きたいんだけど……ここはどこ?」
「あらあら。あやか、やっぱりこの子迷子みたいよ?」
紅褐色の髪の女の台詞に、金髪の女が妙にハイテンションになっている。
「それならば是非、この雪広あやかがお教えします。ここは麻帆良。麻帆良学園都市の女子校エリアですわ」
麻帆良? 聞いた事のない地名だ。名前の感じからして、日本のようだが……俺は今度は、どこの世界に転移してきたんだ!?
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