無印編!
アルフ涙目。俺大笑い。
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アースラから逃げ出して数日後。
「フェイト、やっぱり向こうに見つからないように隠れてやるのは難しいよ・・・」
いつものようにジュエルシードを探していたら、アルフが情けない言葉を発していた。
この軟弱者め!
「うん・・・でも、もう少し頑張ろう?」
おーらアルフ、貴様はフェイトを見習いなさい!
「陽龍、うるさいよ?」
「HAHAHA」
「ま、そんなことよりも探そうぜ?」
「うん」
そしてまた日にちだけが過ぎていく。
海鳴にある海岸の一部に俺とフェイト、アルフはいた。
「・・・フェイト、本当にやるつもりか?」
俺はフェイトに声をかける。
「うん。多分ここに残りのジュエルシードがあるとおもうから」
「・・・それは俺がやっちゃダメなのか?」
「ダメ。もともとこれは私の問題だから」
「そういう考え方は俺が許さないぞ、フェイト。この場所には俺とアルフもいるんだ。しっかり頼ってくれないとアルフが野良アルフになっちゃうぞ?」
「ならないよ!?」
俺が言った冗談半分、本気半分の言葉に怒りだした。
「あはは♪うん、そうだったね。アルフが野良アルフになっちゃ困るもんね♪」
「だからならないってばぁ・・・」
アルフ涙目。俺大笑い。
ゴスッ
「・・・痛いじゃないか」
「トーぜんの報いだ」
アルフに殴られて俺まで涙目だった。
「ま、冗談はここまでにして、やるなら早くしようか。管理局に見つかるのも時間の問題だろうし」
俺は楽しい時間に幕を引き、割と本気モードになる。
「そうだね。それじゃあ」
そう言ってフェイトは詠唱を始める。
つでに俺が詠唱をしないのは長くてめんどっちーからだぜ!やろうと思えばやる。基本的に思わないけど。
そして詠唱が終わるとほぼ同時に残りのジュエルシードが発動した。
「はあ、はあ・・・見つ、けた・・・残りの三つ・・・!!」
「アルフ、空間結界とサポート、お願い!」
「了解だよ、フェイト!」
そしてアルフに指示を出してすぐに飛び出そうとするフェイトの腕を掴み取る。
「はい、待った♪」
「ッ!なにするの、陽龍!」
「さっきの魔法でほとんどの魔力失っただろ?先に回復しないと倒れるぜってなわけでヤミ」
<はい、ヒリュー。いつでも大丈夫です>
うむ、さすがは俺の相棒。いつも頼りにしてるぜ♪
「それじゃあ。フェイト、手貸して」
俺はフェイトの手を取る。
「移れ、俺の魔力!」
<了解。魔力を移動させます>
そして俺の魔力が手を伝ってフェイトに入っていく。
「あ・・・」
フェイトはこんな感覚は初めてだからか、少し不思議な顔をしていた。
だが俺はそんなことに
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