第四章 空白期編
第百八話 『最初のレリック回収任務(後編)』
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大変そーやしどこかで腰据えて落ち着けたらそれはそれで………ゆー感じやね。
アリサちゃんは技能を身につけたらそのまま魔術事件対策課を乗っ取るとかこないだ宣言していたしな」
「落ち着ける場所見つかるといいね」
「私も三人においつかななー」
それからGWの連休の話になってシホ、なのは、フェイト、はやての四人が行けるということになった。
アリシアにアリサ、すずかは用があり来れないということになったが仕方がない。
◆◇―――――――――◇◆
クロノとヴェロッサは本局の廊下を歩きながら、
「ところでクロノ君。君から見てどうだい? 君が見守ってきたエース達は」
「………シホになのはやはやて、フェイトの事か? 今更僕が語るまでもないよ。それぞれ優秀だよ」
「しかし四人ともまるで申し合わせたように技能と能力がバラけているね。
希少技能と固有先力を持って支援特化型で指揮能力も持つ八神はやて特別捜査官。
法務と事件捜査担当。多様な魔法と高い戦闘力で単身でも動けるフェイト・T・ハラオウン執務官。
部隊メンバーを鍛え育てることができてこと戦闘となれば単身でも集団戦闘でもあらゆる戦況を打破してみせる勝利の鍵高町なのは二等空尉。
そして高町二等空尉と同じく鍛え育てることができる能力を持ち魔術という強大な力と本当の魔法を駆使し、魔術事件対策課で単身ですべてをひっくり返してしまう戦闘能力を誇るシホ・E・S・高町二等空尉。
四人が揃えば世界の一つや二つ軽々と救ってみせてくれそうだなってさ。かの「三提督」の現役時代みたいに」
「まぁ夢物語ではあるがな。部隊の魔導師は保持制限があるしそれぞれの目的や進路もある。
だがまぁそれでも正直夢は見たくなる。しがらみとやるせない出来事と手を伸ばしても届かない苦しみばかりの仕事の中でも、あの四人なら光だけを掴んでくれそうに思っている」
「クロノ君はやっぱり優しいお兄ちゃんだねぇ」
「なんだ、それは…?」
クロノとヴェロッサは笑いながら歩いて行った。
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