第四章 空白期編
第百八話 『最初のレリック回収任務(後編)』
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方向に向かっているようです!
狙いは……やはりロストロギアなのではないでしょうか?』
「そう考えるのが妥当だな。主はやてとテスタロッサ、なのはにシュバインオーグの四人が揃って機械兵器ごときに不覚を取ることは万にひとつもないだろうが…」
「運んでいるものがアレだものね…、こっちで叩きましょう!」
「ああ」
それでまだ険しい目つきをしているヴィータの背中をシグナムは叩き、
「観測基地! 守護騎士二名と士郎が出撃する。シグナムとヴィータ、士郎で迎え撃つ!」
「…あに勝手に決めてんだよ?」
「なんだ…? 将の決定に不服があるのか?」
「…ねーけど」
ヴィータは少し拗ねた感じだった。
「こっちは二人で大丈夫よ」
「危険あらば駆けつける」
シャマルとザフィーラは二人で大丈夫だという。
「守るべき者を守るのが騎士の務めだ。行くぞ、その務めを果たしにだ」
「しゃーねぇーなっ!」
「ククク…ヴィータも素直になればいいものを…」
「うるせーぞ! 士郎!」
「というわけです。主はやて。邪魔者は地上付近で我々が撃墜します………テスタロッサ、手出しは無用だぞ?」
『はい…わかっています。シグナム』
「なのは! おめーもだぞ!」
『はぁい! 片手はロストロギアで塞がってるしね』
「シホも手はいらんぞ?」
『分かっているわ、士郎』
『三人共おーきにな…気ぃつけて』
「はい」
「おう」
そこでフェイトからAMFについて話されるが、
「テスタロッサ。貴様、誰に物を言っている? おのが信ずる武器を手にあらゆる害悪を貫き敵を打ち砕くのがベルカの騎士だ」
「魔導師共みてーにゴチャゴチャやんねーでもストレートにブッ叩くだけでブチ抜けんだよ! リインもあたしの活躍をしっかりと見てろよ!」
『はいです、ヴィータちゃん!』
「出撃!」
「「おう!」」
それでシグナム、ヴィータ、士郎は空を駆けていった。
『機械兵器移動ルート変わらず!』
『あまり賢くはないようですね』
『特定の反応を追尾して攻撃範囲にいるものを攻撃するのみのようです。ですが対航空戦能力は未確認です。お気を付けて!』
その通信を三人は聞き流し程度に聞き、
「未確認なのはいつものことだ。問題ない」
「………」
それでヴィータはまたあの日を思い出す。
あいつらも未確認だったと。
それも同じくAMFを展開した憎い奴ら。
だからもう手加減はしない。
そう意気込む。
シグナムはシュランゲフォルムを展開し、ヴィータはグラーフアイゼンを力づくで振り回し、士郎はオーバーエッジフォルムで斬りかかる。
それによってあっという間に機械兵器達を屠っていく。
それを画面越しで見ていたクロノとエイミィは、
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