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神葬世界×ゴスペル・デイ
第一物語・後半-日来独立編-
第三十四章 魔女は翔び、鳥は飛ぶ
[後書き]

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 マギトと入直が騎神へと挑むため、西貿易区域に行きましたね。
 今回は前章より時間軸が少し過去のものです。
 だからレヴァーシンクが“ネフィアに頼んでみる”と言っていたんですよ。
 そして今回は魔法術師について説明がありましたね。
 本文中に説明がなされているのでここで説明はしませんが、魔力については少し触れておこうと思います。
 魔力とは流魔の亜種のようなもので、全ての生命が内に宿す内部流魔が突然変異を起こして出来たものです。
 だったら亜種じゃない?
 そこら辺、詳しくないので知りません。
 そして魔力を持つのは基本天人族と翼人族です。
 人類の種族については後で説明しようと思いますが、天人族の最大の特徴は長寿ということです。
 何故この二種族だけなのかはまだ分かってはいませんが、この二種族は共通して高濃度流魔を浴びてしまった人のなかで少数のものが辿り着いた結果であること。
 しかし単純に高濃度流魔を浴びて出来のは魔人族も同じであり、魔人族は魔人なのに魔力を持っていないので謎を深めています。
 なのでこの二種族は高濃度流魔を浴びて、その際内部流魔が魔力となった。とされています。
 原子の元にもなっている、全てのものになる可能性を秘めた祖源体の流魔を相手にしているので詳しい理由は分からず、そう捉える他ないみたいです。
 何かと理由を付けたがるのは人の欲と言うもの。そんな考え方をするこの世界の人は頭が柔らかいと言えますが、同時に考えることを止めたとも言えます。
 ですが誰もがそんな“なったからなったんだ”みたいな証明出来無いものを受け入れているわけではなく、この世界にも生まれたのには理由があるはずだ! みたいな人は大勢いるため、彼らの今後の活躍で魔力がどのようにどんな形で生まれたのかが分かる日が来ることに期待ですね。
 話しは逸れましたが、魔力は流魔とは違うってことをまず覚えておいてください。
 これテストに出ますよっ!
 今日の授業はここまで。
 また次の授業で会いましょう。
 起立……、
 礼――!

 『ありがとうございましたー』

 次回はとある女子五人組から。
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