黄巾の章
第16話 「呼んだ?」
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そういや馬正はどうしたんだ?
変わらないのは桃香たち三人ぐらい。
でもそちらも……未だに割り当てられた天幕の中に籠もっている。
出てくるのは、たまに食事を取りにくる愛紗ぐらい……あの鈴々ですら、食事が普通の人以下だ。
はあ……どうしてこうなったんだ。
俺は、俺の周囲の激動に流されるばかり……このままじゃ仕事すらまともに出来なくなりそうだ。
「どうにかしないとなあ……」
呟きつつ、竹簡を取ろうとして……やめた。
今日はもう……寝るか。
そう思ったときだった。
「で、伝令! て、敵がっ!」
その言葉に、跳ね起きる。
どうやら……今日という日は、まだ終わっていなかったようだ。
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