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なのは一途のはずがどうしてこうなった?
第二十七章 新しい派遣社員
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良いけど。
二人きりの訓練に特別な意味などない。はず。
意識しているのは、私だけのようだし。
アレは、確かに個人技だし、対個人戦にしか役に立たない。
発案者である人物が完成度を確認してくれると言うのなら、ありがたい話だ。



高町なのははミウラ・ケイタとギンガ・ナカジマの相対を見た後にチーム戦の訓練をすると提案した。
それは、簡単に賛成を得た。
興味がある。
ミウラ・ケイタの格闘技術は破壊力だけを見ると大したことはないが、それ以外の技術は高いといえる。
特に、捌きと防御はスバル・ナカジマよりも巧い。
更に、言えば保有技術が多いミウラ・ケイタは、相手を無力化するという手段を取ることが多い。
それは、柔術であり、逮捕術であり、相手の力を利用する力の運用はミッドチルダでは珍しい技術であった。
だが、それらを使わずに完全に防戦に徹しているミウラ・ケイタの姿は、嬉しそうに見えた。



「悪くないどころか、完璧だ」
「くっ……」

手の内を読まれているとは言え、ここまで防御されるとは思ってもいなかった。
流石は、発案者というべきか。
急所への連続技。
加えて、7種類の型のパターンが存在し、その7種類の型の構成から繰り出される連続攻撃だ。
7種類の型のうち1種類の型から開始し、ひとつのパターンが終わると相手の体勢などの状況に応じて新たなパターンを選択・開始し、以降これを絶え間なく繰り返す事によって、相手を追い詰める技だ。
型に収められている連続攻撃の一つは、
バリアブレイクを展開した拳による突き→頭部への攻撃→顔面、金的への同時攻撃→首への手刀→みぞおちへの貫手。
このような連続攻撃の型が7種類ある。
地上戦で、かつ、肉弾戦の上に対個人戦にしか使えない連続技ではあるが、相手はその先を行っていた。

「本には書いてないことだけど……」

そう前置きして、反撃開始が始まった。
顔面に魔弾。
一瞬の間を置かずに、足元からバインド。
腹部に砲撃。
砲撃の中からチェーンバインド。
背後から誘導弾。
蹴り上げ。
蹴り下ろし。
そこから前転させられる投げ。
投げの合間にリングバインドで、拘束後クリスタルゲージで確保された。
非殺傷設定とはいえ、効いた。

「魔法を駆使した連続技攻撃と連続拘束術。煉獄改だ」



空想の物語を実現する為に必要なのは何か。
配点:(マンガと試練)

8割ネタ回
本編扱いしていいものかどうか。

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