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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
九話〜試合開始!
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「任しといて!」
こうしてセインも加わり、四人で準備を進めていった。
余談だが、セインが泊まっていくことになった理由を聞いたとき、思わずなのはと二人でOHANASHIをしそうになったのをヴィヴィオ達に止められることになったのはご愛嬌、と言ったところだろう。
side フェイト
「これが明日の組み合わせ?」
「そう。ノーヴェが作ってくれたの」
私となのはは合宿2日目の恒例行事、陸戦試合のチーム分けを見ている。
チーム分けは、
赤チーム
フロントアタッカー
・アインハルト
・ノーヴェ
ガードウイング
・私
・ランス
センターガード
・ティアナ
ウイングバック
・コロナ
フルバック
・キャロ
青チーム
フロントアタッカー
・ヴィヴィオ
・スバル
ガードウイング
・エリオ
・リオ
センターガード
・なのは
ウイングバック
・士郎
フルバック
・ルーテシア
と言う布陣だ。ちなみに士郎はポジションの数合わせのためにウイングバックになっている。
「中々バランスのとれたチーム分けだね」
「でしょ?ノーヴェが考えてくれたんだ〜」
「明日は負けないよ、なのは」
「私だって負けないからね」
明日に向けて気合も十分。さて、どんな結果になるのかな……?
side アインハルト
翌日。朝食を終え、全員が陸戦場に集まったところでヴィヴィオさんのお母様が話を始める。
「全員揃ったね。それじゃあルール説明は今回の試合プロデューサーのノーヴェさんからです」
「あ、あたしですか!?」
話を振られ、慌てるノーヴェさん。しかし、そこは大人組の一角。
しっかりと役目を果たすために解説を始めた。
「えー、ルールは昨日説明したとおりに七人のチームでのフィールドマッチになります。ライフポイントは今回もDSAA公式試合用タグで管理を行います。それと士郎さん、ランスさんは例年通り身体強化系魔法と稀少技能の使用禁止です。あとは怪我の無い様に「ちょ、ちょっと待ってください!?」……」
リオさんが慌てて口を挟んだ。それはそうだろう。リオさんが挟まなければ私が挟んでいた。
「身体強化使用禁止って……いくらお二人が強くてもそれはあんまりじゃ……」
「その件に関しては問題ないぞ。二人は身体強化しなくても十分過ぎる身体能力があるからいいんだ。バリアジャケットまで禁止してるわけじゃあないから安全面は気にしなくていいしな」
「そ、そうなんですか………」
それでも十分なほどのハンデのはず。つまりそこ
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