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魔法少女リリカルなのはViVid〜英雄の意思を継ぎし子達
九話〜試合開始!
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が減っていた。残る機械兵もボロボロになっている。


「な、なんて威力……」
「な?あの二人は規格外だろ?」
「はい……」


ノーヴェさんの言葉に頷く。すると近くにいたルーテシアさんが情報の補足をしてくる。


「ちなみに、あの機械兵は一体一体がSランク魔導士と対等くらいの強さだからね。ランスさんがやってる方に至ってはSSだし」
「……はい?」


聞き間違いだろうか。
もし聞き間違いではないとすると、Sランクの強さを持つ機械兵がおよそ300体も一撃でやられてるのだ。


「聞き間違いじゃねーぞ。あれはあたし達だと一体でも倒せるかわかんねーレベルだ」


ノーヴェさんが何か言っているが全く耳に入らない。
ただ私はどうすればあの高みに上れるのか、それだけを考えてモニターに喰らい着いていた。




side 士郎


機械兵での実戦訓練を終え、皆の元に戻る。去年まではS200が限度だったのに、今年は2000まで設定できるようになっていた。本当にルーテシアのスペックと執念には驚く。
そんなことを考えていると、丁度スターズとライトニングも模擬戦を終えて戻ってきた。
なのはとフェイトは明日の事に向けて調整などがあるらしいので訓練場に残ったらしい。
そんな私達が宿舎に戻ると、可愛いお出迎があった。


「おとーさん、おねーちゃん!おかえり!」
「ああ。ただいま」
「ただいま、優」
「お母さんは?」
「ママはまだ訓練場だよ。まだやることがあるんだって」


ヴィヴィオも混ざり一家で会話する。
ランサーはアリシアを肩車してさっさと戻っていった。


「さて、この後はみんなで大浴場に集合ね。ヴィヴィオはどうする?士郎さんたちと男湯に入る?」
「ちょっと!?私もみんなと入るよ!」


ルーテシアの冗談に顔を少し赤くしたヴィヴィオがそう言うと、エリオが安心したような顔をしていた。
ヴィヴィオが来ればほかにも乗り込んできそうな人物(キャロ)がいるからだろう。


「それじゃまたあとでね〜」


その場は一旦解散となった。
とりあえず優を連れて大浴場へと向かった。





…………………………………………………………………


「ありがとうございます。わざわざ手伝っていただいて」
「いえ、これくらいはお安いご用ですよ」
「それに、女の子たちの入浴は長いですからね」


現在、エリオと共にメガーヌの手伝いをしている。
優はアリシア共々ランサーと遊んでいる。
と、途中でセインがやってきた。


「セイン?来ていたのか」
「お、旦那。あたしも一泊してくことになったんだ〜。料理係でだけどね」
「そうか。それは頼もしいな」

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