暁 〜小説投稿サイト〜
問題児が異世界から来るそうですよ?〜あれ?なんか人数が多い?〜
第一話 問題児が増えていますよ?
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柊人はその間目を塞ぎ、後ろを向いていた。

恋人同士と言えども礼儀はわきまえる。

着替えが終わると三毛猫が持ってきた封書の封を二人は切った。

『なんて書いてるです?』

「「………………」」

封書の中の手紙を好奇心旺盛な三毛猫は耀の肩に乗り、一緒にその文章を読む














『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。その才能(ギフト)を試すことを望むならば、己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、我らの“箱庭”に来られたし』
















「わっ」

「きゃ!」

「おっと」

「これは……」

六人の視界は間を置かずに開けた。

彼らは上空4000?ほどの位置で投げ出されたのだ。

落下に伴う圧力に苦しみながらも六人は同様な感想を抱き、同様の言葉を口にした。

「ど………何処だここ!?」

見たことも無い風景が目の前に広がっていた。

世界の果てと思えるような断崖絶壁。

彼らの真下には縮尺を見間違うほどの巨大な天幕で覆われた巨大都市。

そこは―――――――――完全に異世界だった
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