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めだかボックス 〜From despair to hope 〜
第10箱 「ええ!…ゆ…夢の中まで?」
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めだかちゃんとのふれあい……という名のバトル。善吉との遊びも含めて。

失っていた温かさを……取り戻したから。


そりゃばれちゃうよね?安心院さんだもん。

全知全能の……。




「はははは!図星だね。君も楽しんでるのにそれを隠そうとするなんてシャイなんだな〜? めだかちゃんにちょっと妬けちゃうな。 まあいいや、そろそろいきなよ。寝坊しちゃうぜ。」




―――うう……引き止めたの安心院さんなのに…… まあ いいやっっ。




「……うう じゃ、じゃあ!安心院さん!!また いつかッ!!」




恥ずかしくなった為慌てて教室を飛び出した。






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「あははは 思ってたよりウブなんだなぁ 劉一くんって……。」

1人残った安心院は笑っていた。

「今の時代はいい時代だ。球磨川くんにめだかちゃん。そして劉一くん。いろんな≪サンプル≫と出会えてね……。」

安心院さんは笑っているが……ちょっと不気味だ。



「大体めだかちゃんと球磨川くんは解析かるんだけど、 劉一くんだけが解析からないんだよな まあ 彼もきっと箱庭学園に来ると思うし、その時不知火くんも目をつけると思うから、その時ゆっくりと調べてみればいいや……。」

そう言うと。

ひょいと机から降りる。

そして、安心院さんも出入り口のほうへ向かった。



「さて……次に会うのを楽しみにしてるからね? 劉一くん。」



そう微笑みながら、教室から出て行き、この空間が消えてなくなった。





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