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二刀のデスサイズを使うものとビーストテイマー
パーティ
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っきりアスナさんと
パーティでも組んだのかと思いました」

「おいおい、俺はソロだぜ。パーティは
基本的には組まねえよ」

「あ、そうでしたね」

キリトはある事件からずっとソロでプレイ
してきた。まぁ、その事件を知ってるのは
情報屋のアルゴと俺とシリカとギルド
『風林火山』のクラインとそのメンバー
ぐらいだろう。

「お待たせー、ちゃんとできたわよ」

アスナがお鍋の蓋をあける。
すると、食欲のそそる匂いがきた。
これはすげえうまそうだ。

『いただきまーす!』

俺たちはシチューを食べ始めた。
それは今日の疲れのすべてをふきとばす
ほどの味に思えた。


「ふー、美味しかったね」

アスナがお腹を撫でながらいった。

「そうだな。SAOで食った中で1番
うまかったよ」

「美味しかったです〜」

「あぁ、ありがとうな、アスナ」

「いえいえ、どういたしまして」

俺たちは食後にアスナが紅茶をいれて
くれたのでそれを飲んでいた。

「ねぇ、キリト君。私とパーティを
組まない?」

「はぁ?なんで」

「だって、キリト君は今ソロで攻略
してるんだよ。もう74層だしそろそろ
ソロで攻略するのは危険だと思うのよ」

「……いや、俺はアスナを守りながら
戦う自信がない。おれはソロの方が
あってるんだよ」

「なに?キリト君は私と組みたくないの?
それに私だって血盟騎士団の副団長だよ。
守られなくたって大丈夫よ」

「俺はなるべくパーティは組みたくない。
嫌な過去があるんだ…」

あの事件か。あれは辛かっただろうな。

「だったら、私達ともパーティを
組みましょうよ」

ここにいるみんなが は?とかいう顔を
した。

「いや、なんでそうなるんだよシリカ」

俺はシリカにいった。一体何を考えて
いるんだ?

「だって、人数が多い方死ぬ確率は
少なくなるじゃないですか」

「いや、まあそうだが……」

「シリカちゃんがそう言ってるし、
クラウド君はいや?」

「別に嫌じゃない」

「じゃあ決まりね。キリト君もお願いね」

「……仕方ないな」

みんながパーティをくんだ。

ここに『首切りのクラウド』、『閃光のアスナ』
『黒の剣士キリト』、『龍使いシリカ』の
攻略組の4人パーティが結成された。
正直言って負ける気がしない。
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